2022.03.14 [ 南信州の林業 ]
聖クララ幼稚園に県産材で新たな遊び場となる小屋等を設置しました~「子どもの居場所」Vol.2~
こんにちは!林務課林産係です。
前回からシリーズでお届けしています「子どもの居場所」木質空間整備事業についての紹介の第2回目です!
この事業は、長野県で暮らす子どもたちに県産材を利用する意識を育む取組の1つとして、森林税を活用して幼稚園や保育園などの子どもが集まる場所=「子どもの居場所」に、木のおもちゃや調度品(身の周りの日常道具)の設置、施設の木造・木質化等の支援をしています🌲木製のものは、鉄製やプラスチック製と異なり手に触れた時の温かみ、香りやリラックス効果等、良い特徴がたくさんあります!最近では、環境問題の観点からも、注目度の高い素材です!🌎
↓以下前回記事
慈光保育園に県産材の調度品(イスやテーブル等)を設置しました~「子どもの居場所」の紹介Vol.1~
シリーズの第2回目は飯田市の松尾にあります、1歳児から5歳児まで約140人の子どもたちが幼稚園生活をおくっている聖クララ幼稚園で、森林税を活用し子どもたちの新たな遊び場となる小屋を設置したので紹介します!👦👧
(写真 聖クララ幼稚園)
見てください!👀幼稚園の運動場に立派な木の小屋ができました!材料の木は飯田市内の森林から切り出されたヒノキとスギを地元の工場で加工し使用しています🌲子どもたちの様子が見えるよう、あえてまわりを壁で覆わず、先生や保護者のみなさんの目が行き届きやすいように安全性と明るさを確保しました✨小屋の内部は広いので、大人数でワイワイ遊ぶことができます!
(写真 地元産ヒノキ・スギで造られた「森のお店屋さん」)
「お店屋さんごっこができる小屋」をコンセプトに造られ「森のお店屋さん」と呼ばれています。小屋の設置と併せて、長椅子とカウンターも設置しました。2つのアイテムを設置することで、遊びの幅が広がりました。安全性に気を配り、角は丸められています!
(写真 小屋に設置された長椅子)
ごっこ遊びの流れを考え、カウンターは砂場側に設置しました。
(写真 小屋に設置されたカウンター)
子どもたちが遊んでいる会話を聞いてみると、設定は八百屋さんでした(#^^#)驚いたことに、買い物の一連のやり取りとりからお釣りの受け渡しまで行っていましたこのように、ごっこ遊びを通して子どもは成長していくのですね!!
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404