2021.02.05 [ わたしたちの仕事 ]
ドローン利活用の道6(農地の復旧状況)
こんにちは!農地整備課のKS43です<(_ _)>
ドローンの利活用にスポットをあてたブログの6回目です。
昨年末、台風19号で被災した「佐久市 石神地区」の農地復旧状況についてお伝えしたところですが、今回はその進捗についてお伝えします。
なお、今回の撮影には、わたくし業務の都合で参加できず、前回の課題だった“座標で撮影地点を設定”という試みは実行出来ませんでした・・・。
なので、今回は純粋に工事の進捗について触れたいと思います。
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こちらが、昨年12月11日に撮影された写真です。
耕地内に堆積した、河川内の砂利や石混じりの土をブルドーザーで集めている様子が写っています。
・・・それから約2ヶ月で、どの様に変化したでしょうか。
一部の農地に、黒々とした耕作土が戻っています!
・・流入土をはぎ取った場所に、耕作土を入れている所でした。
この様子は1月27日に新聞でも報道があったので、ご存知の方も居るかも知れません。
点々に見えるのは、ダンプで放土された耕作土で、これをブルドーザーで均一に敷き均すことで、耕地となるのです。
この耕作土は、佐久市臼田で建設される小学校用地となった水田から運ばれました。
右側手前に写る白い帯は、隣で進む護岸復旧工事の仮の堤防です。
まずは、この護岸工事の影響を受けない2ヘクタールについて、この春の作付けを目指します!
農地としては佐久市内最大の被災地となってしまった石神地区ですが、護岸工事や耕地復旧工事は着実に進み、今後の見通しも徐々に見えてきました。
コロナの影響など、周辺を取り巻く状況は未だ不安定ですが、復興の歩みは一歩一歩、ゆっくりではありますが、止まることはありません
次回は、今回の農地復旧工事がひと段落したところをお伝えできればと思います。
よろしくお願いします!
最後に、隣接する滑津川の復旧工事の状況もご覧ください。
鮮やかな白色が、新しい本堤防の護岸です。こちらの護岸は根元から着実に積上げられています。
この本堤防が完成し、その内側の仮堤防が撤去されてから、残りの農地の復旧となります!
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