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軽井沢にて、御影用水の下見に参加してきました!

こんにちは!SK43と申します。
今回、御影用水と呼ばれる水路の“下見作業”に同行しましたので、その様子をお伝えさせて頂きます。

御影用水とは、1650年に小諸市御影の柏木小右衛門が小諸藩に願い出て開削された、軽井沢千ヶ滝を水源とする全長28kmにわたる農業用水路で、並行して走る千ヶ滝湯川用水とともに、“上堰・下堰”と呼ばれ親しまれている水路です。

この2本の水路は農業用水路ではありますが、軽井沢町の別荘地帯からの雨水も受け止めるなど、防災上も重要な役割を果たしている水路です

この水路は用水の受益者である小諸市と、小諸市御影用水管理委員会が合同で管理しており、日頃から泥上げや破損個所の点検などを実施しております
今回の下見は、冬季休止期間を開け、安全にシーズンの利用を始めるための事前調査というべき作業で、毎年実施されているものです。

こちらは、水路のゴミを補足する“除塵機”となります。

かなりゴミがたまっていますが、実は2日前に掃除したばかりとのこと
前日の雨で、上流からかなりのゴミが流入した様です・・。
早速、数名の方がごみの撤去を始めていました。
今年から維持管理に参加する人向けに機器の操作方法を伝えるなど、熱が入ります

下見作業は、総勢24名が2班に分かれ、それぞれ上流・下流から水路を歩いて中間地点を目指す形で行われます。
自分は上流からの班に参加。
用水路の水源となる“里池”と呼ばれる湧水池から水路に入ります。

ざぶざぶと水路を歩きます

今年の雪は少なめだったのですが、やはり倒木や水路内への堆積土砂が随所で確認されました

大きな枝は、力を合わせて撤去します

歩きながら、2週間後に本番となる作業に向けて、作業車の配置方法や班分けなど、話し合いが行われます。

2時間半かけて、約6kmほどを踏破しました
歩数を確認してみると、9,200歩ほど。いい運動となりました

雨水を速やかに、安全に排水するためには、水路の健全性も重要となります。
水路は所々破損している箇所や、斜面が迫り、転石などによる閉塞の危険性がある箇所もありました。
  

これらの状況を受けて、県では今年度から、『県営農村地域防災減災事業(地域防災機能増進事業(土地改良施設豪雨対策事業))御影用水地区』として、事業着手すべく、準備を進めております。

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