月に10日、村の農家さんの家で生活をともにしています。
この地区でも2年前から農家さんが受け入れをしてくれるようになり、
そのため、子どもたちが「とおかんや」をするようになったというわけです。
この夜は、山村留学の子どもたちと地元のこどもたちが数名ずつ、
村のいくつかの地区にわかれて、各家庭を訪ね歩きます。
この地区では5人の男の子たちが、農家さんが作ってくれたわらでっぽうを片手に歩きまわっていました。
聞けば、今年はじめて村にやってきて、はじめて唄う子もいるんだとか。
上級生たちが師匠のように唱えごとを教えていました。
ぶっつけ本番なのに見事に息のあったかけ声とわらでっぽうを振るう姿は、
まるで昔からこの村にふつうにいる子どもたちのように見えました。
お礼をいう村の人たちからも自然に笑顔があふれ、
「ありがとうね」と言いながら、うれしそうにお菓子を渡してあげていたのが印象的でした。
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