こんにちは。商工観光課のまっさんです。
うだるような暑さの夏。爽やかな高原の風を感じながら、宇宙に思いをはせてみませんか?
今回は、南佐久郡南牧村にある「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」のご紹介!(取材日:令和2年8月8日)
「野辺山宇宙電波観測所」は、国内外の研究者が電波天文学の研究などを行っている、世界レベルの研究施設です。日本の電波天文学の「聖地」とも呼ばれています。
なんとこの野辺山宇宙電波観測所、多くの方に観測装置や活動、天文学の成果を知っていただく趣旨から、年末年始を除いて毎日、誰でも入場無料で見学できます!
※新型コロナウイルス感染症の影響により、8月12日現在、「自然科学研究機構野辺山展示室」「4次元デジタル宇宙シアター」等の屋内施設の見学は中止されています。また、屋外の散策についても、以下にご協力をお願いします(HPより引用)
- 新型コロナウイルス感染者との濃厚接触が判明している場合や、その恐れがある場合は、ご来場をお控えください。
- お出かけ前に必ず検温し、咳や発熱(概ね37.5℃以上)などの症状がある場合や、体調の悪い場合は、ご来場をお控えください。
- 個人や、ごく少人数のグループでお越しください。
- 守衛所にて連絡先の記入をお願いします。
- ご見学の際は、マスクの着用(または、咳エチケットの徹底)をお願いします。
- 熱中症予防のための水分補給を除いて、構内でのご飲食はできません。
- 状況によっては再度の公開中止等、予告なく変更になる場合があります。最新の情報をご確認ください。
ということで、入口の守衛所で手指消毒&連絡先を記名し、見学開始!
▼見学できる範囲は結構広く、全部歩くとなかなかの歩数になります。標高1,350mで水蒸気量が少ないという条件で、観測所の設置場所に選ばれたこともあり、涼しくてカラッとした高原の風が感じられます。
▼直径10mの「ミリ波干渉計」パラボラアンテナ群の奥に、ひと際大きな「45m電波望遠鏡(中央)」が見えてきました。
▼「45m電波望遠鏡」に接近!巨大です。「ミリ波」と呼ばれる電波を観測できる電波望遠鏡では、世界最大級の口径だとか。
▼まっさんはパラボラアンテナを見ると、ビーム砲を発射する姿を想像する習性があります。(個人の感想です)
▼アンテナの階段や、施設のドアを見ていただくと、スケール感がわかるのではないでしょうか。
▼見学コース上には、随所に観測装置や研究内容を解説するパネルが設置されています。自由研究とかにも良いかも?
▼ぜひ体験してほしいのが、離れた個所に置かれたパラボラ同士で、お話しするコーナー。20mくらい?離れているのに、ひそひそ話がばっちり聞こえます。
▼「電波へリオグラフ」。直径80cmのアンテナが84台、整然と並んでおり、独特の景観を作っています。乃木坂46 『新しい世界』のミュージックビデオのロケ地であり、使われ方も印象的です。
※参考記事:乃木坂46「新しい世界」MV、ずらりと並ぶ“アンテナ”の正体は?国立天文台に聞いてみた
▼アンテナ移動用の専用レールです。いろいろスケールが大きいです。
▼「ミリ波干渉計」とヒマワリ。夏って感じですね!
【おまけ】
「野辺山宇宙電波観測所」を後にし、ちょっとお土産がほしかったので「南牧村農畜産物直売所」にも行ってみました!
▼新型コロナウイルス対策のため、当面の間名物の「シュッポッポ牛乳ソフトクリーム」は、店内やテラスでなく車内で食べるようにお願いします。
▼野辺山といえば「八ヶ岳野辺山高原3.6牛乳(通称ポッポ牛乳)」!
▼個人的におススメしたいのが、「シュッポッポ牛乳どら焼き」と「カマンベールどら焼き」!今回初めて食べてみましたが、ふわふわで美味でした!(もちろん定番の「シュッポッポ牛乳ソフトクリーム」も濃厚でおすすめです!)
以上、南佐久郡南牧村にある「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」と、(少しだけ)「南牧村農畜産物直売所」のご紹介でした!
野辺山には、ほかにも魅力的な場所がたくさん!星空、牧場、農畜産物に高原の風、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか!
【野辺山の参考記事】
佐久地域振興局 商工観光課
0267-63-3157
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
佐久地域振興局 総務管理課
TEL:0267-63-3131
FAX:0267-63-3105