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☆浅間山登山のいいとこどり☆「黒斑」「前掛」周遊登山!2019春

こんにちは。商工観光課のまっさんです。

皆様は、なぜ山に登りますか…?唐突)

頂上を制覇する達成感のため。遠くまで開けた眺望を楽しむため。木立の中でおいしい空気を味わうため。雄大な自然を体感するため。。。

人により様々な目的があると思いますが、今の浅間山はなんと!上に書いたような目的を(だいたい)達成できるハズ!

昨年8月に浅間山の噴火警戒レベルが1に引き下げられ、最も浅間山火口に近づける「前掛山」への登山が可能となりました。

一方、噴火警戒レベルが2の時でも雄大なカルデラ地形の眺望を楽しめる「黒斑山」登山や、変化に富んだ2つの登山道を結ぶ周遊登山も人気です。

今回は、「浅間山登山のいいとこどり」を体験すべく、「黒斑山」「前掛山」を周遊登山した様子をお伝えします!

登山したのは5月末。コースはこんな感じの「欲張り」コースです。(マップは小諸市提供)

※今回は二手に分かれて登山することで、登山口と下山口が異なる周遊登山を実現しました。2019年4月27日(土)~11月24日(日)の土・日曜日であれば、こもろ観光局が運行する浅間山周遊バスにより、手軽に周遊登山できます。ぜひご利用ください。

車坂峠から登山スタート。眺望の良さが特徴の「表コース」を進みます。
森林浴を楽しみたい方は「中コース」もオススメ!

八ヶ岳と佐久平が見えます。天候によっては幻想的な雲海も見られます!

70分ほど歩くとシェルターがあります。浅間山は活火山ですので、緊急時の避難場所としてご利用ください。

シェルターから10分ほどで「槍ヶ鞘」に到着。眺望が開け、デーンと浅間山が姿を現します。

ここから、写真の左手にせり出してるでっぱりの先、「トーミの頭」に向かいます。

10分ほどでトーミの頭に到着。まさに崖っぷちで、風が吹き荒れるコワイ場所ですが、その分眺めは最高!黒斑山をはじめとする第一外輪山のカルデラが雄大です。

レンズで眺めるその先には…

佐久平や八ヶ岳。さらにその奥に、富士山の影が見えます!(この画質では探しづらいですが、中央よりやや左です)

トーミの頭から黒斑山山頂へ向かいます。途中には、緊急放送用スピーカーや火山監視カメラ(高感度カメラと赤外線カメラ)などの設備があり、登山者の安全を守ります。携帯電話基地局もありますので、電波も良好。

第一外輪山の最高峰、黒斑山山頂(2,404m)に到着浅間山の山体を眺めるベストビューポイントです。

ライトな登山者の皆さまは、ここまで行って帰ってくるだけでも十分価値があります。(黒斑山までの往復のみなら歩行は3時間10分程度

今回我々は周遊のため、再びトーミの頭付近まで戻り、「草すべり」を下って前掛山に向かいます。

草すべりの登山道は、見てのとおり崖っぷち。草も滑り落ちる急斜面を、慎重に進みます。なお、写真の正面にある尖った崖が、先ほど立っていたトーミの頭。ひょえー!となります。

 

無事草すべりを下ってから、下りてきた道を撮影。皆様も草すべりをルートに入れる場合は注意して進んでください。

さらに黒斑山を目指して進むと、「賽の河原分岐」に到達します。この先は、噴火警戒レベル1の時しか進めません!(昨年8月までは立ち入り禁止でした)

荒涼とした賽の河原を進み、でっぷりそびえる前掛山を登ります。

背後には、黒斑山などの第一外輪山の山々。壮大なお椀のような地形に、大自然を感じます。

前掛山にはあまり草木が生えませんが、この時期は高山植物がかわいい花を咲かせていました。

賽の河原分岐から70分ほど登ると、火口周辺立ち入り禁止の看板があります。正面に見えるのが、浅間山の火口(釜山)です!

看板から横に進むと、前掛山シェルターに至ります。この辺りは風を遮るものがないため、休憩時の風よけにも使われています。

前掛山山頂を目指して出発!

釜山を眺めながら稜線を進みます。

運悪く、徐々にガスガスしてきた稜線を進み…

ついに、前掛山山頂(2,524m)に到着!!

山頂からは雄大な釜山が…見えない!!

反対側には雄大な外輪山が…見えない!!

まあ、これはこれで幻想的な光景です(笑)

その後、下山を開始すると、登山時には雲に覆われて見られなかった、嬬恋方面の景色が見られました。

第一外輪山をバックに下山風景。

この後、雨が降ってきた(&久々に登山した私が疲労困憊になった)ため、あまり写真を撮らずに黙々と下山しました。

最後に、おまけです。おわかりいただけるでしょうか?

浅間山には、「かもしか平」という地名があるように、運が良ければカモシカに出会えます。皆様も登山中、目を凝らしてみてください

以上、浅間山登山のいいとこどり!「黒斑」「前掛」周遊登山の様子をお伝えしました。

山に行く際は、事前にしっかりと計画を立てたうえで、必ず『登山計画書』を提出し、安全に楽しく登山しましょう!
登山計画書は、WEB(山と自然ネットワーク コンパス)(ながの電子申請サービス)からの提出も可能です。

 

佐久地域振興局 商工観光課
0267-63-3157

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