(八ヶ岳方面)
甲武信ヶ岳は、その名のとおり山梨県、埼玉県そして長野県の3県にまたがっています。昼食後、この山頂から埼玉県境を十文字峠へ向けてアップダウンしながら縦走します。一つ目のピークは三宝山、埼玉県製の立派な標があり、さすが埼玉県最高峰の山です。ここの三宝石からは、富士山と甲武信ヶ岳が背比べしているのが見えます。
(甲武信ヶ岳、富士山(少し見にくいです。))
続いて、三宝山から長~い下りを下りきって、尻岩に到着します。その名の由来は画像でご確認ください。
再び、急登が始まります。登り切ったところで、突然、武信白岩山のピークが姿を見せます。まさに手強そうな岩山ですが、安心しましょう、このピークはまいていきます。(ピークは立ち入り禁止となっています。)
次のピークの大山に近づくと、シャクナゲのピンクや赤い花がポツリポツリと現れはじめます。単調な縦走路が、パッと明るくなった感じで疲れが癒されます。大山頂上は日当たりが良く、シャクナゲは満開に近く、撮影タイムとなりました、ずっとここにいたい感じです。
大山からは、鎖場を慎重に下り、十文字峠へと向かいます。十文字峠は、満開のシャクナゲに包まれており、特に乙女の森というシャクナゲ群落地は、いったい何輪のシャクナゲの花があるのだろうと思うくらい咲き誇ったシャクナゲが本当に見事でした。
(乙女の森)
(十文字峠)
十文字峠でもっともっとシャクナゲを楽しみたかったのですが、毛木平まで戻らなければなりませんので、後ろ髪を引かれるように下山を開始しました。本日は一石四鳥?、この時期ならではですが毛木平のベニバナイチヤクソウ、千曲川源流、甲武信ヶ岳、十文字峠のシャクナゲを楽しむことができました。毛木平は川上村の最奥で佐久市からもアプローチが長く、また登山の行程も長いですが、その分達成感は大きいです。ぜひ一度行ってみて欲しいです。(撮影、平成29年6月4日)
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