2019.05.14 [ しあわせ信州移動知事室 ]
しあわせ信州移動知事室(佐久地域)~水産試験場佐久支場視察及び信州ブランド魚生産者との対話~
5月9日(木)から10日(金)までの2日間の日程で「しあわせ信州移動知事室」(佐久地域)が開催されました。
これは、知事が広い県土をもつ本県の様々な課題をタイムリーに把握し、スピード感を持って県政全般に反映させていく取組です。
最初の訪問場所は、佐久市高柳にある水産試験場佐久支場です。
初めに、水産試験場佐久支場内の視察を行いました。
佐久支場では千曲川の豊富な河川水を利用して、ここでしか種苗生産できないシナノユキマス、フナ、ウグイの種苗生産を行っています。
今はちょうど川でウグイが産卵する時期であり、ふ化場内にウグイの卵を収容中であったため、最初にウグイの黄色い卵とふ化したばかりのウグイの稚魚を見てもらいました。
屋外の産卵誘発池の中でウグイの親魚が砂利で造った産卵床に群がる行動は、残念ながら水温が低かった影響で少ししかお見せできませんでした。
その後、千曲川の豊富な流水を利用して生産された「信州ブランド魚」である佐久鯉・信州サーモン・信州大王イワナ・シナノユキマスの熟成刺身を試食しました。
佐久鯉については熟成前(当日〆)と熟成刺身(3日間熟成)を比較して試食してもらいましたが、知事からは熟成したものの方がおいしい、寿司にも合うのではという感想をいただきました。
信州サーモン、シナノユキマスもそれぞれ熟成時間が異なるものを用意しましたので、知事には熟成の度合いによる食感や味の違いを十分感じていただけたと思います。
最後に、信州ブランド魚生産者の皆さんとの対話を行いました。
参加者の皆さんからは、現在の生産及び販売の状況や冷凍加工技術に関する課題が出されるなど、活発な意見交換が交わされました。
また、知事からは、「信州ブランド魚」の販路拡大や加工技術の研究について、県も一緒に取り組んでいきたいとのお話がありました。
水産試験場佐久支場
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