2016.07.15 [ 創業者インタビュー ]
ITの力で地域を元気に!「株式会社軽井沢IT経営センター」(軽井沢町)
長野県では「日本一創業しやすい環境づくり」を目指しており、下記に代表されるような様々な創業者支援の施策を行っております。佐久地方事務所商工観光課では「創業者インタビュー」と題し、事業者に訪問して伺ったお話を発信しています。
「長野県中小企業融資制度―創業支援資金―」
創業者等の法人事業税を課税免除する
「創業等応援減税」
登録された民間の専門家を派遣し、適切な助言等を行うことにより課題解決を図る
「専門家派遣事業(創業間もない事業者向け)」
多岐に亘る経営課題や、地域活性化のために、地域の支援機関の皆様と連携しながら対応する
「よろず支援拠点」
本日は北佐久郡軽井沢町のIT経営コンサルティングを専門としている「株式会社軽井沢IT経営センター」です。代表取締役の高見康昭(たかみやすあき)さんにお話を伺いました。
(代表取締役の高見さん。中軽井沢駅の構内で撮影しました。中軽井沢駅には高見さんとその仲間で運営している『iCafe』というプチ・コワーキングスペースがあり、そちらでインタビューをさせてもらいました。)
-本日はよろしくお願いします。
御社はIT経営コンサルティングが専門ですが、新聞にも掲載されていた高齢者の見守りサービス“ココカルネット”はユニークな仕組みですね。サービスについて説明してもらえますか。
簡単にいえば、自宅にいる高齢者の方がペンで文字を書くと、その内容が家族や介護事業者等に通知されるというものです。実際にやった方が早いと思うので、まずはこの紙に必要事項を書いてみてください。
(左上に毎日の健康チェックと書かれています。)
(この紙に記入します。ちょっと変わったペンですが、何か秘密があるのでしょうか。)
書き終えたら右下の送信欄にチェックをしてください。
-“ブルブルッ”とペンが震えました!
それはデータが転送された合図です。データは一度サーバにうつり、そこからクラウド上に転送されることで、登録してあるメールアドレスに通知がいきます。通知上のURLをクリックしてログインすると、先ほど手書きで書いた文字を見ることができます。
(ペンで書いた文字がそのまま画面に出力されています!)
秘密はまずペンにあります。ペン先にカメラがついているんですね。もともとは電子カルテで使うためのペンとして開発されたものです。用紙も紙そのものは普通の印刷紙なのですが、ドットが細かく印刷されています。そして紙にもペンにもIDが割り振られており、ペンで文字を書くとサーバを通してどの紙に記入されたかがわかります。書いた文字そのものも認識しますし、パソコン画面で文字として表示もします。
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