農地整備課のriversouthです。
早いものでもう3月ですね!
私は今年度工事現場を担当しておらず、年明けも仕事はほとんど事務室内という状況でしたが、先日、隣の係の担当する現場を見せていただく機会に恵まれ、久しぶりに工事現場へ!
今回の現場は…坂城町にある「埴科頭首工」です!
この頭首工(農業用水を取水する施設のことです)は、坂城町と千曲市の田んぼに水を引くために昭和36年に造られた歴史ある重要な施設です。
しかし、さすがに年齢も50歳以上となり、あちこちに修理しなければならない箇所が出てきてしまい、今年度補修工事を行っており、間もなく完成を迎えます。
まず驚いたのは、春に行った時と色が違う!
化粧をしたかのように真っ白です。国道18号からもよく見えます。
▲頭首工下流側から撮影。左側のジグザグ水路は魚道です。
工事の間は川の水が現場内に入らないように、頭首工の周りを土でぐるっと囲ってあります。
▲水が流れている時の様子
なので、普段は絶対に見られない水面下の状況を見ることができました。
水がないので、これまた普段は滅多に見れないアングルから施設を見ることができます!
▲頭首工上流左側から…撮影地点は普段は川の中のため、このアングルの写真はあまりありません。
▲頭首工上流側正面から
▲堰上げ水門下から
また、マニアな方に見ていただきたいこの頭首工のチャームポイントは下の写真にある「開度計」!
ゲートに指針、堰柱に目盛が付いていて、一目で水門がどのくらい開いているのかわかります!
レトロで機能を兼ね備えた造形美…何十年後かに行われる工事でも残してもらいたいものです!
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