こんにちは。長野保健福祉事務所のＫです。

長寿社会開発センター長野支部では、今年度のシニア大学が休校になるなど、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、様々な活動が制限される中、「スマイル・プロジェクト」を立ち上げ、活動をしています。

そこで、今回はその活動の様子を御紹介します。

事の始まりは昨年10月、長野を未曾有の災害が襲い、被害に遭われた方々のお手伝いをしたいと集まったシニア大学長野学部OB・OGの有志が「写真洗浄ボランティアグループ」を立ち上げたことでした。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、活動は中止。「何かしたい！どうにかしたい！何ならできる？」の声を受けて、このプロジェクトが立ち上がりました。

シニア大学は人材の宝庫！参加者の数も半端ないです

これぞ美マスク

ミシンの魅力を知ってしまったＫさん

子ども用のマスク　かわいい～♪

色とりどりのマスクたち

器用なお婿さんが作ってくれたそうです

マスクづくりで更に絆が深まったね

心のこもった手作りマスクは、あっという間に1000枚も集まり、児童養護施設や老人福祉施設、障がい者支援施設、子ども食堂、災害支援センターなどへお渡ししました。

素敵なラッピングでしょ

お礼状が届きました

多くの「自由」が阻まれ、私たちの生活は一変し、人との距離はできてしまったけれど、心の距離は縮まりました。誰かが自分のことを考えてくれている、こんな状況になったからこそ、そのやさしさに気づけたような気がします。

コロナ禍の孤独を埋めたこのプロジェクトは、作り手・マスクを受け取った人・OB・OGと事務局を笑顔でいっぱいにしてくれました。