黙々と下って疲れが出てくるころに大瀑布に到着。米子不動尊奥之院から周回して二つの滝を近くから見ることができます。風の強さで変わる滝の形に注目しながら、マイナスイオンをたっぷり浴びました。ここで陣取る写真愛好家の数名がワイワイとシャッターを切ってました。左下が権現滝（落差82ｍ）、右下が不動滝（落差89ｍ）。真ん中はＮＨＫ大河ドラマ真田丸で放映された景色。

四阿山には何度か登りましたが、大瀑布から根子岳までの初ルートでは出会った人が４人と、静かな登山にどっぷりとつかることができました。某山系のアプリで確認したところ、往復距離15.8㎞、登り1,556ｍ、下り1,539ｍと、それなりに歩いたことになります。朝５時から登りはじめたので、雲が出ない天気の良いうちに日本の屋根をぐるっと眺めることがができ、さらに天下の名勝米子大瀑布にも回ってこれて、普段とは違った大変にぜいたくな登山でした。

ちなみに、その日の長野市の最高気温は32度ほどでしたが、下山後の大瀑布の駐車場では20度！　ずっと涼んでいたいところでしたが、所用もあったので、須坂市の古城荘に寄って温泉で汗を流し、昼食をとり帰路につきました。

米子大瀑布まで通じて間もないので、このコースが登山客でごった返すことはなさそうですが、滝も回れる素晴らしいコースのため、今後人気が出るのではと想像しています。このルートは「山と高原地図」に掲載の標準所要時間では１１時間余りなので、時間に余裕も持って登ることが大切です。携帯電話が通じないエリアもあるので、登山届を含めて事前の準備と熊対策も。

米子には滝のほかにも鉱山跡地もあり、そこから登る根子岳、四阿山はお花やカルデラ地形を楽しみながら、日本アルプスの申し分ない眺望を得ることが出来ます。そんな満足度120％の登山コース。皆さんもチャレンジしたらどうでしょうか。お勧めです！

※　米子大瀑布にいては、6月３０日の当局ブログに掲載されいますので、興味のある方は参照してみてください。

＃米子大瀑布（よなこだいばくふ）に行ってきました！【須坂市】