令和２年7月30日（木）に、長野地域において「しあわせ信州移動知事室」が開催され、この中で、阿部知事が、長野市豊野にある「まちの縁側　ぬくぬく亭」を訪問しました。

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昨年10月の東日本台風により、大きな被害を受けた豊野地区の方々に憩いの場を提供するため、賛育会豊野清風園のスタッフが中心となり、昨年12月12日に「ぬくぬく亭」がオープン、今年の3月1日には、現在の長野市豊野支所西側公園スペースに移転しました。

「ぬくぬく亭」では、これまで、炊き出し（ぬくぬく食堂）や被災者宅の家財搬出・用水路の泥出しなどのボランティア作業、食材の提供支援や地区被災者の訪問活動など、地域と一体となった幅広い活動を続けてきています。

移動知事室当日は、「ぬくぬく亭」から、春原リーダーやメンバーの清水さん、その他利用者の方々が出席し、「ぬくぬく亭」の現在の活動や利用者の状況、活動にあたっての課題などについて、短い時間でしたが、お話をいただきました。

春原リーダーや清水さんからは、住宅の公費解体について、住民の方々の中にはまだ迷っている方も多く、9月末で区切りをつけるのは難しいこと、今年7月の豪雨の際にも浅川の水が増水し、台風シーズンを前に不安を抱えていることなどについてコメントがありました。

阿部知事はこれらの話に熱心に耳を傾け、「行政としてもしっかりと思いを受け止め対応していきたい」との発言がありました。

メンバーのみなさんとの記念撮影

当日は、テーブルにりんどうが飾られていました。これは、知事が訪問するということで、長野県の花であるりんどうを選んだそうです。また、「おみやげに」と、皆さんにおやきも振る舞われました。

阿部知事は、最後に「また寄らせていただきます」と話し、スタッフの皆さんの心遣いが温かく居心地が良い「ぬくぬく亭」を後にしました。