2024.09.26 [ 長野地域の【農業】 ]
ぶどうコンクールの入賞者は長野管内の生産者で独占!
”うまくだ”って言葉ご存じですか?長野県内の果樹関係者でしたら殆どの人は知っている常套句。実は昭和 43 年から始まった「うまいくだもの推進運動」の通称なのです。タレントのDAIGOさん的には“UMKD”って表現になるのでしょうか。変な豆知識ですので覚えても忘れてもどちらでも構いませんよ。
脱線しましたが、県と県等の機関で構成される協議会が主催したこの“うまくだ”ならぬ「うまいくだものコンクール・ブドウの部」が須坂市にて開催されました。審査対象のぶどう品種は県オリジナル品種の「ナガノパープル」!北信地域を中心に腕に覚えのある生産者が丹精込めて育てた秀逸なブドウ39点の出品がありました。審査は出品された4房を1房ごとに着色、房型、粒数、粒の大きさ、傷の有無などに加え糖度について採点方式で行われました。
審査結果は最高位の農林水産大臣賞に須坂市の竹前昭子さんが輝き、大臣賞を含む入賞者8名のうち6名が長野地域振興局管内の生産者で褒章を独占するなど、改めて栽培技術の高さを示していただきました。“うまくだ”精神が浸透していますよね。入賞された皆様、本当におめでとうございました!
審査委員長によると今年の出品物の平均糖度は21.1度。お笑いコンビのスピードワゴン井戸田潤氏の表現をお借りすれば「あま~~い!」。因みに飲料産業では糖度20度が多くの消費者に愛される甘さの基準点だそうですから21度はかなり甘い部類です。
この時期の長野管内は、ナガノパープルをはじめ管内ぶどう面積の45%を占めるシャインマスカット、そして売り出し中のクイーンルージュ®とブドウ王国ならぬスイーツ王国。旬のブドウをお買い求めいただき、思いっきり味わっちゃってください。
以上、既往症持ちの最弱タックラー、農セFL7でした。
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