2018.04.16 [ 林業総合センター ]
毎年確実に行う見回り点検
林業総合センター指導部です。
昨年度も、秋の台風被害や3月21日の季節外れの大雪と、様々な気象現象に悩まされました。昨年秋の台風で倒れた木は、発生直後に危険な立木を除去し、その後の技術者向けの研修で倒れた木の整理を行いましたが、それだけで完全に大丈夫と言う訳には行きません。
サクラが咲き、徐々に暖かくなると、構内を散策する人も増えてきます。また、人事異動で職員が入れ替わることもあり、構内の森林を知っていただくことも大切なので、構内の遊歩道を歩いて、危険な箇所がないかどうかを点検する見回りを年度初めに行っています。
例年だと、サクラが咲く前に見回り点検を実施しますが、今年はソメイヨシノの開花が普段よりも2週間ほど早くなってしまったということもあり、本館前のシダレザクラが満開となった4月10日に、グループに分かれて点検を行いました。
点検作業では、歩道を歩きながら、周囲を観察し、高い木の枝に枯れ枝が残っているなど、何らかの危険があると判断された場合には、歩道の一部を通行止めにしたり、注意喚起の看板を設置しています。
また、点検作業中に見つけた枯れ枝のうち、鋸で伐採できるような低いところにある枝は、その場で剪定しましたし、下の写真のように高枝切の鋸が届く範囲の枯れ枝も整理しました。
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