2017.10.30 [ 林業総合センター ]
根拠を確かなものにするために
さらにこの現場で取材をしていると、カラマツ林の皆伐作業では雑木を伐採するのが大変との声をいただき、その時間も計算したところ、確かにかなりの時間がかかっており、広葉樹が混交していることが多いカラマツ林の皆伐における課題であると認識することが出来ました。
今回は、このほかに、現場の検査を正確に実施しつつも簡素化できないかという行政職員からの要望もあり、その方法についても提案も行いました。
今回の発表は、それぞれの専門分野の方が集まる会場でお話しをさせて戴き、大学の先生などから、研究内容に対する質問や、結果に対する提案などをいただき、今後の技術指導の参考にしていきたいと考えています。
また、今回発表させて戴いた内容は、中部森林学会の学術論文集である「中部森林研究」へ投稿することとしており、内容の審査が通れば、来年春には技術資料として公表できるのではないかと考えています。
指導部では、技術者の皆さんからいただいた疑問や課題を解決するため、必要に応じて専門家の先生の指導を受けながら、客観的に見て確かであるといえる技術資料の作成に、これからも努力していきたいと考えています。
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