木という素材を通じて仲間が集って木製品の企画開発や木育の推進等を行おうと、伊那市内の木工職人や木工品を扱う関係者らによって5月13日、「ウッドフォーラム伊那」が設立されました。
当面は、伊那市の友好都市である東京都新宿区が今年度から行う区内の「赤ちゃん誕生記念」に「木のおもちゃ」を贈る事業に対して、製品を供給する取組が展開されます。
新宿区は、伊那市と「森林(もり)の里親協定」も締結しており、伊那の木を使った取組は、森林づくり推進への弾みにもなります。また、都市部の大勢の人に伊那の木の温もりを感じていただけることから、県産材の需要拡大にも一役買ってもらえそうです。
「木のおもちゃ」は、手指の運動等を活発にするなど、乳幼児の発育にも良いとのこと。製品開発にはデザイナーや東京おもちゃ美術館(新宿区)も関わっており、そのクオリティの高さも特長です。
会としては、地元の保育園や公民館等と連携した木育イベントなども企画する予定。今後のウッドフォーラム伊那の活動が楽しみです。
本件に関するお問い合わせは、伊那市耕地林務課林務係(電話0265-78-4111㈹)までどうぞ。
上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。
木のおもちゃ
ウッドフォーラム伊那の設立メンバー
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