来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

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とっ殿っ!!烏城(からすじょう)ではござらん!深志城(ふかしじょう)にござる!!

さてこの松本城、外壁が黒いので「烏(からす)城」と呼ぶ方もいるらしいが、現状、文献上そのように呼ばれた記述は見つかっていないらしいので、「烏城」は誤りで、別名を挙げるならば、城の前身であった「深志(ふかし)城」となるそうだ。(城管理事務所HPから)

音だけ聞くと、かつてこどもの頃によろこんで見ていたテレビ番組「痛快なりゆき番組 風雲!〇〇〇城」(あの城もとりあえずの天守あったなぁ)に似ているなぁ…と勝手に思い出してしまうが、「中の人」の日付けが昭和だってことがバレてしまうなぁ(笑)

アトラクション?の名前で、ヨーロッパとアフリカの境にある海峡(地中海と大西洋を結んでいる)の名前を覚えたり・・・(アトラクション?ではやたらとバレーボールが飛び交っていた気がする)
平成以降の日付けの人は知らないだろうなぁ・・・(笑)

・・・と、おもいっきり横道にそれてしまったが、この外壁の黒漆、毎年全て塗り替えられている。漆器などのように乾燥室で漆を乾燥させることができないので、乾燥が進みやすい秋ごろに行っているそうだ。
作業は結構シンプルで、壁面を水洗いし古くなった漆の成分を洗い落とし、その上から漆をひと塗り。以上、終了!!
(かなり簡略化して書いているので…、本当はもちょっと細かい工程踏んでます…(汗))

先に挙げた姫路城などの場合は全て漆喰をはがし、何層も塗り直す必要があり、メンテナンスはかなり大がかりなものとなるが、それに比べるとかなり手間がかからない感じだ。(毎年おこなう手間はあるとは思うが(;^_^A )

こうした毎年こまめなお手入れを行うことで、松本城の外壁の美しさは保たれているそうだ。
黒い外観は冬の今は雪とのコントラストがとても映えそうだ。

松本に居住や勤務しているとどうしても「いつでも行ける」的感覚が強くなりなかなか足を運ばないことが多いかもしれないが(~「お江戸」近くが地元だと東京タワーはいつでも行けるからといかない人が多いのと一緒の感覚だろうか~)、ぜひ足を運んでみてはどうだろう。

 

おまけ ちゅっくらいなメモ
※現存天守12城(★は国宝)
弘前城(青森県弘前市)
松本城★(長野県松本市)
丸岡城(福井県坂井市)
犬山城★(愛知県犬山市)
彦根城★(滋賀県彦根市)
姫路城★(兵庫県姫路市)
備中松山城(岡山県高梁市)
松江城★(島根県松江市)
丸亀城(香川県丸亀市)
松山城(愛媛県松山市)
宇和島城(愛媛県宇和島市)
高知城(高知県高知市)

今なら、現存天守12城を全て制覇すると…
なんともれなく…
いや抽選で!!
・・・なんにもあたりまてん(笑)

このほか国内には
名古屋城(愛知県名古屋市)などの復元天守(…焼失や破却された天守を史料に基づき忠実に再現したもの)、大阪城(大阪府大阪市)などの復興天守(…天守の存在は確実だが、史料不足などで忠実な再現が困難なため、本来の場所に推定で再現したもの)と呼ばれる城もある。

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