来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

Let’s go ワカサギ釣り!!~ withアルクマ♪

アタリが遠のいた時は、竿を上下に揺らして誘ってみたり…餌を付け直してみたり…。そうしているうちに、続々とバケツに増えていくワカサギ。
アルクマも「どやっ!」という感じでこちらを見ていますが…

うーん、アルクマが大きすぎてワカサギがすごくちっちゃく見えてしまう!笑
…ということで、アルクマに魔法をかけて少し小さくなってもらいました。

今このバケツにいるのは、今年孵化したと思われる8cmほどのサイズたちです。


ここで一旦、皆さんから頂いた質問や常連さんからのアドバイスを紹介!


釣りの餌はどんなものを使うの?
ブログを見て地域振興局の方からよく聞かれたのが、「釣りってやっぱり虫を触るんでしょ…?」という質問です。ぴょんきちも好んで触りたくはないので、その辺りどうなっているのか聞いてみました。

まず、ワカサギは口が小さいのでいわゆる「ルアーなどの疑似餌」が存在しません。よって基本的には虫をワカサギに合わせたサイズへカットし、そのエキスでおびき寄せることになります。
しかし触ることに抵抗がある方もいるので、そんな方には餌用のピンセットがあります。それを使えば直接触れることなく仕掛けることができますよ!

それでもやっぱり虫はイヤ!という場合、人工餌もあります。袋からむにゅっと押し出して針に引っ掛けることができるので、直接手で触れずに済むのは魅力。ただし一袋の価格は若干高めです。

初めてやるのにあんまりお金がかかるのもハードル高くない…?と口にしたぴょんきちへ、「実はこれおすすめなんだよね」とぴょんぱぱがおもむろに鞄から取り出したのは…

カニカマ!!?!?!
曰く「スーパーなら100円ちょっとでこの量が買えるから1日十分これで過ごせるし、人工餌よりかかりやすい時もある」らしい。何その鉄〇DA〇Hみたいな世界?…と思ったのですが、実際のところ初心者ぴょんきちでもカニカマでかなり釣れるっ!(笑)
ただしこちらはワカサギの弱い力でも簡単に千切れてしまうので、何度も餌を付け直す手間が生じやすいというデメリットもあります。

それぞれに善し悪しがあるので、どれが自分のスタイルに一番合っているかな?と考えながら選べば、初心者さんや虫が苦手な方でも楽しむ方法は十分あります!!

常連さんはどんなふうに釣ってるの?
常連さんの必須アイテムは、電動リールと一人用テント!

意外だったのは、電動の竿が実は6000円前後でも買えるらしいということ!思ったより安いものがあるんだなぁという印象です。
ちなみに100円ショップのアイテムを使って電動リールを作ろう!みたいな動画も世の中にはあるそうで、結構これが面白いんだよね(笑)とベテランさんは言っていました。出来るだけコストをかけずにやってみたい人には、この自作リール+カニカマという選択肢も…!?
(※とはいえ完全な初心者さんはまずウテナ荘で初心者セットを借りるのがおすすめ!実際に購入を検討する際は、常連さんたちの道具を見せてもらってからにしましょうね

一人用テントは「カタツムリ」とも呼ぶそうです。確かに丸い外観めっちゃ似てる…。
冒頭で桟橋にテントが並んでいる写真をご紹介しましたが、テントの中にはそれぞれが自分の好みで使いやすい”秘密基地”を作っています。常連さんたちに見せていただいた基地コレクションをご紹介!矢印のところから湖面が見えています。

更に、常連さんの多くは魚群探知機を使いながら釣っています(またDA〇Hみたいになってきたな…)。今なら何メートル下あたりにいそうだ!というタイミングを読み、それに合わせて餌の高さを変えながら釣りあげます。

朝早くいかなきゃいけないのはどうして?
釣りには「朝まずめ、夕まずめ」という言葉があります。「朝と夕方はよく釣れる」という意味で、ワカサギに限らずほとんどの魚がこれに該当します。
朝が釣れやすいのは魚たちもお腹が空いていて朝ごはんの時間帯だから、夕方はまたお腹が空くからという説が有力だそうです。美鈴湖のワカサギ釣りは15:00までに終了しなければならないため、朝早く向かうことが必須になります。実際、今回はぴょんきちも魚群探知機を見ながら釣っていましたが9:00を過ぎる頃には明らかに数が減っているのがわかりました。
ちなみに昼間あまり釣れない理由は「朝ご飯を食べてお腹がいっぱいだから」「外敵に見つかりやすくてあまり行動しないから」など複数の説があるようですが、はっきりした理由はわからないとか…。

それでもやっぱり、初めての釣りは心配…
美鈴湖の常連さんたちは皆さん優しくて、釣りのコツなども積極的に教えてくださいます。この日もアルクマとぴょんきちはものすごくたくさん話しかけられました!笑
ワカサギ釣りの初心者マニュアル
また、前回もご紹介したこちらの初心者向けマニュアル。仕掛けの扱い方や魚の外し方など、一通りの流れが解説されています。
ちなみにこちらは当時高校生だった学生さんが作られたものだそうです。幅広い年代にワカサギ釣りが楽しまれているのがわかりますね

これを作られた学生さんは現在、大学での卒業論文に向けてワカサギ釣りのデータを集めていらっしゃるとのこと。裏面にアンケートのQRコードが乗っているのでお手に取られた方はぜひご協力を!

 


さて、その後も電動の竿を借りたりしながら黙々と釣り続け…

同時に3匹!(今回一度に複数かかったのはこの時だけでした…)

お昼前にはこの釣果!アルクマも満足そうです。お家へ持ち帰るため、クーラーボックスと氷を忘れずに持って来ましょう!
帰る前には水産試験場の調査のために今日は何匹釣れたか釣果を記入します。一番左の人数が多い列が解禁日の記録です。

 

この日、6:30過ぎから11:30頃まででぴょんきちは20匹ほど釣りあげました。取材を挟みながらだったので、ずっと集中していれば初心者でもかなり釣れそうな予感!ちなみに、ぴょんぱぱは85匹釣りあげていました
解禁日に至っては400匹以上釣りあげた人も多数いたそうです。ひぇー


釣りあげたワカサギは、家に帰ってからぴょんぱぱが天ぷらにしてくれましたアルクマも大満足!

 

ワカサギは冷凍して保管することも可能です。ただし「ワカサギ臭さ」のようなものが多少出てくるので、当日中に料理してしまうのが一番美味しくいただけるそうです。試食した感想としては小さい魚の方が苦みも感じにくく、柔らかい感じがしました


初めてのワカサギ釣り、ぴょんきちの感想は「時間が経つのがすごく早い!!!」ということ。朝そんなに早く行って飽きたら暇じゃん…とか思ったりもしましたが、気付いた時にはもう10時を過ぎていました。湖での釣りは自然に触れる機会にもなるので、一日ずっといれば癒し効果も高そうです

ただ一つ、湖の上は風が強くてかなり揺れるし寒い…!!
特にこの日はものすごく風が強くてドーム桟橋も非常に揺れたので、船酔いまではいかずとも帰ってからずっと足元がゆらゆらふわふわしていたぴょんきちでした…(スキーに行ったことある人ならたぶんわかる感覚…)
また今回はドームを利用したので長時間いられましたが、もし普通に桟橋にいたらと思うとこんなに長い時間釣り続けることは出来なかったかもしれません。釣り糸に引っかかってしまうので、手袋も基本的には出来ないため寒さ対策は絶対必須!ドームの利用を積極的に検討することも初心者には重要!!という点を、実感を持ってお伝えしたいと思います(少なくとも末端冷え性のぴょんきちにはかなりキツイ


これから冬休みを迎える方も多いかと思います。ぜひ冬の思い出に、ワカサギ釣りを体験してみませんか?
穴釣り(氷上釣り)ができるかどうかは気温と運によりますが、もし体験出来たら一生の思い出になること間違いなしです!

ただし年末年始は休業の日もありますので、必ず事前にHPで確認をお願いしますまた、年末年始や休日のドーム桟橋は人気で入れないこともあるため予約がおすすめとのことですっ
ウテナ荘HP:http://www.misuzuko-tsuri.jp/fishing/categories/wakasagi.html

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