2021.09.27 [ 自然・観光地 ]
松本合庁トレッキング部活動報告③
こんにちは!松本合庁トレッキング部事務局です!
今年の第2回として、8月1日(日)に「白馬大池トレッキング」に行ってきたので、その様子をお伝えします。
白馬大池は北アルプスで二番目に大きい(一番は風吹大池)山上湖です。
火山活動により堰き止められた堰止湖だそうです。
池の周辺はお花畑が多く、ライチョウの生息地があり、夏の北アルプスの魅力たっぷりのコースです。
栂池高原からゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池自然園駅に行き、車道を10分ほど歩くと栂池ビジターセンターに着きます。
白馬大池の登山口はビジターセンターの脇から始まります。
三角に組んだ丸太とその間に敷き詰めた石畳で登山道を補修しています。
3年前に北海道の大雪山の登山道補修実績をもつ合同会社北海道山岳整備代表岡崎哲三氏を招いて登山道補修に携わる方々を対象とした講習会を開催していましたが、早速実践されていますね。
多雪地帯では普通の階段を作ると融雪時に雪に押されて破壊されるので、このように三角形に丸太を組んでいくのです。
天狗原直下の標高2100mくらいですが、ウサギギクが咲いていました。
多雪地帯で雪解けが遅いためにこの標高で出現しています。
雪田の群落を構成するチングルマも咲いています。
天狗原に着きました。木道が整備された湿原です。
コバイケイソウは終わってしまったようです。ワタスゲがちらほらと見られます。
天狗原から白馬乗鞍岳の間は火山の噴出物である大きな岩がゴロゴロした道です。
雪渓が見えてくるとチングルマやハクサンイチゲが見られます。
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