こんにちは、農地整備課の米之助(こめのすけ)です。
2024年辰年もいよいよ今日と明日の2日となりました。皆さんはどんな年の瀬をお過ごしですか?
今回は、先週終わってしまったクリスマスつながりで、聖母マリア様を想像させる「マリア地蔵尊」をご紹介します。
安置されているのは、奈良井宿の中ほどに位置する大宝寺の境内。訪れたのは、秋晴れの11月上旬です。

奈良井宿は、昭和53年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されています

道の駅 奈良井にある「木曽の大橋」は、下部の木組みが美しいです

地蔵尊は、昭和7年(1932年)に地元の方が藪の中に半ば埋もれていたものを掘り出したと伝えられています
キリシタン禁制の江戸時代に、壊されてしまったようで、頭部、右手、膝、抱かれた子どもの顔など欠けてしまっていて、痛々しいお姿です。
それでも、よーく見ると、胸に十字架が残っています。子どもが持った蓮華が巧みに十字架をかたどっています。

大宝寺は庭園も見事、6月のツツジと秋の紅葉がおすすめだそうです

宿場からの入口はこちら

山門をくぐって境内へ

マリア地蔵尊の拝観料は100円です
ちなみに、大宝寺は信州・木曽霊場・七福神めぐりのお寺でもあり、「寿老人」が祀られているそうです。
皆さんも奈良井宿を散策してみてはいかがでしょうか。
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