環境・廃棄物対策課です。
美ヶ原、乗鞍岳、上高地、槍・穂高連峰、燕岳、常念岳・・・、とても言い尽くせないほど、松本地域振興局管内には、大勢の方が訪れる、とても素晴らしい山岳があります。
皆さまも、きっと、どこかしらを訪ねたことがあるのではないでしょうか。
そのとき、登山道を歩きましたよね。さて、この「登山道」、誰が管理していると思いますか?
「市や、県や、国でしょ!」なんて思いましたか?
それもはずれではありませんが、長野県内の高山帯では、その登山道の多くを、山小屋の皆さまが維持管理されているのです。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、山小屋関係者だけの努力では、もう、登山道を維持することが難しい状況になってきているのです。
そうした現状を皆さまに理解していただき、課題を解決するためのきっかけとして、この秋、山小屋や地元関係行政機関で構成する協議会によって、登山道維持に関する実証実験が行われます。
この実証実験は、日本を代表する山岳地域として、先進的な取り組みが期待される「北アルプス南部地域」の槍・穂高連峰及び常念山脈エリアにおいて、登山道を歩かれる皆さまはじめ、広く山を愛する皆さまに、寄付やアンケートにご協力をいただいて、これからの登山道整備の在り方を考えていこうというものです。
皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願いします。
詳しい内容は、以下、協議会ホームページ及び制度概要をご覧ください。
URL:https://nationalpark-japanesealpstrail.jp/
<実証実験の概要>
北アルプス南部地域(長野県側)の登山道維持について、持続可能な登山道維持の実現を目指して利用者参加制度=北アルプストレイルプログラム(仮)の導入検討を進めています。
今年度は実証実験として、登山道維持の実態に関する情報発信や寄付金の受付、アンケート調査を実施しています。皆様のご協力をお願いいたします。
□対象地域・実施期間
•槍・穂高連峰及び常念山脈エリア
•2021 年(令和 3 年) 9 月 18 日(土)~ 10 月 18 日(月)
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