2024.07.06 [ 安曇野市特産品・名産品松本農業農村支援センター ]
今年も安曇野私立三郷小学校3年生のリンゴ学習が始まりました!
5月23日から安曇野市立三郷小学校3年生が長野県農業経営者協会安曇野支部(中村隆宣支部長)の会員5名の畑でりんごの学習をする「りんご学習」が始まりました。
この体験学習は、中村支部長(以下、支部長)が三郷小学校のPTA役員をしたことがきっかけではじまり、今年で21年目を迎えました。
3年生の5クラスが、クラス毎に会員の畑へ行き、りんごの学習と作業を行います。
第1回はりんごの摘果作業です。
作業前には、会員からりんごの話や質問タイムがありました。
ほとんどの子供が、りんご作業は初めてで、質問タイムでは「りんごは何種類あるんですか?」「好きなりんごは何ですか?」「摘果作業はどのくらいかかりますか?」等たくさんの質問がでました。
りんごの摘果とは、小さな果実を間引きする作業です。着果した果実の多くを取除き、残された果実を大きく、品質の良いものに育てていきます。
子供たちは、会員に教えてもらい、はさみを使って出来るだけ大きな実を残すように作業をしました。「どれを取るの」「ここにもあった!」等の声や、大切そうに摘果したりんごをポケットに入れる子どももいて、楽しい体験となったようです。
第2回目は6月17日にりんごの観察をしました。
1か月前には小指の先ほどだったりんごの果実は、直径5センチ程に成長しており、子供たちは「大きくなっている!」と驚いた声を上げながら、りんごを見たり、観察をしたりんごの絵を書いたりしました。
中村支部長の近くには、子供たちが集まり、「落ちていたりんごを割ったらこんな風になっていたよ」「うめぼしみたいなのが落ちていた!」など、新しい発見を伝えていました。
今後は9月にシール貼り、11月に収穫、12月にお礼の会が予定されています。
長野県農業経営者協会安曇野支部では、地元の子供たちが、りんご栽培を体験し、収穫したりんごのおいしさを実感するなどの体験を通し、地域の農業への理解を深める農業教育を続けていきます。
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