2013.07.22 [ 文化・伝統 ]
古代ロマンに触れる場所~平出遺跡公園~
当時を偲ばせる、建物群です。古代ロマンを感じますねぇ~。
こんにちは!皆さん待望の塩尻「(彩)さい」発見シリーズということで、今回ご紹介するのは、日本三大遺跡にも数えられたこともある、国指定の史跡、「平出遺跡」です
現在は、平出遺跡公園として、整備され、縄文時代から古墳・平安時代に至るまでの時代ごと、それぞれ象徴する建造物などを、復元・展示しています。
イチオシは、縄文時代のムラです。
ちなみに中は、こんな感じです。
暑い日だったんで、建物の中も暑いかなと思ったんですが、意外と涼しかったです!
建物の脇から山も見えます。
1300年前の人々も、同じ光景を見ていたと思うと、「胸熱(※意味:胸が熱くなります)」です!!
さて、だいぶ暑い日だったので、近くにある「ガイダンス棟」で休憩です。
どうみえるかって? ぜひ実際に足を延ばしてご覧になってみてください!~
また、ここには、市の担当の方も常駐されていまして、いくつか遺跡について質問をさせていただきました。
そこで、気になっていた質問をひとつ。
「日本三大遺跡と呼ばれた時代もありましたが、今はどうなんですか?」
そのような呼称も、現在も無くなってはいないそうですが、そもそも、中部地方にある各時代を象徴する遺跡を総称して、三大遺跡と称したそうです。ちなみに、残りの2つは、茅野市にある尖石遺跡(「縄文のビーナス」で有名な遺跡ですね)、静岡県の登呂遺跡です。それぞれ、尖石遺跡が縄文時代、登呂遺跡が弥生時代、そして、古墳時代が平出遺跡と、それぞれの時代を代表する遺跡として、注目されていたとのことです。
その後、さまざまな遺跡が発掘・調査されていきます。昭和後期になると、大規模開発の前提として遺跡調査が行われるようになり、その際、結果的に広範囲に遺跡を調査することになりますが、多くの出土品がみつかるということにつながります。そのため、吉野ヶ里遺跡や三内丸山遺跡のような大規模な遺跡が発見されることになったようです。
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