安曇野でりんごを栽培しているブルーハーツです。
今回は、収穫が終わってからのりんご畑の様子等をご紹介したいと思います。
これまでの記事はこちら↓
安曇野産リンゴの畑仕事 第2回(今まで何したの?)
安曇野産リンゴ畑の様子は?(第1回)
11月下旬、サンフジの収穫が終わり、りんごの木も葉っぱを落とし冬の準備を整えます。
今年は暖かく、雪が積っていなかったので、木の下に藁を敷くことができました。
藁を敷くことで、地中の水分を維持し、草の生えを抑えることができ、また、藁が腐るとりんごの肥料になります。
12月下旬、りんご畑に初めて雪が積もりました。
3月上旬、雪の中を歩いた動物の足跡を発見しました。キツネ?タヌキ?野良猫?・・・
冬場の主な仕事は剪定作業です。横枝から真上に伸びた徒長枝を切ったり、りんごが実る時に日光があたるように枝を切ったり、紐で枝を誘引したりします。
我が家ではこの作業は12月から始めましたが、休日にしかできないので、3月中旬まで続きました。
暖かい日が続いていたので、りんごの芽も普通より早く大きくなってきました。
これからの作業ですが、3月下旬からりんごの消毒が始まります。越冬した虫を駆除するためです。
りんごが開花すれば、5つの花を1つにする花摘み作業、実が大きくなるまでに5個の実から1個の実にする摘果作業、と畑仕事が続きます。
りんごの畑仕事からは少し離れますが、令和6年度からシカ柵の見回りを行うことになりました。
シカ柵は、山際に柵を設置して畑の方にシカやサル等の動物が入らないようにするための柵です。
その引継ぎが3月16日(土)に行われ、担当する範囲を前任者と一緒に見回りを行いました。
この柵を守るため、地域の皆さんが協力して、毎月柵が壊れていないか、草やつるが伸びて電気柵から漏電していないか、見回りをしています。見回りは2年間行い、次の方に引き継ぐ予定です。
りんご畑の世話や柵の見回りと作業は大変ですが、今後も皆さんに美味しいりんごをお届けできるよう頑張ります。
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