商工観光課のユルクマです。
本年1月に免許取得、2月醸造開始された松本地域20番目のワイナリー(塩尻市)に、お邪魔しました。
農事組合法人 霧訪山シードル(きりとうやま シードル、塩尻市下西条)は、塩尻市主催「塩尻ワイン大学」卒業生による起業第3号です。
醸造責任者の徳永 博幸さんは、地元S社の現役ソフト設計技術者で、正にダイバーシティー(1人多役:企業エンジニア、果樹栽培者、醸造家、ベンチャー責任者)を、地で行かれています。
(写真右が徳永さん、左は小野松本地域振興局長)
(仕込み用の樽)
とは申せ、構想5年で今日まで漕ぎ着けられた苦労は、本場フランスでの研修含め、並大抵の覚悟・実践力では成し得なかったことだと思料されます。
熊本市ご出身、信州で30年余の会社勤めを経て、定年後の信州・塩尻での永住を決意されての「落地生(成)根」です。
現在、仕込まれているシードル(リンゴの発泡酒)は、地元の酒屋さんに卸されるそうで、ワインの仕込みは来シーズンからとのこと。
一歩一歩着実に、夢を形にしておられます。
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