旧国鉄篠ノ井線の廃線敷のある安曇野市明科。レンガ積みの漆久保トンネル、ケヤキの森などウォーキングコースとしても人気になっています。
このコースの途中に常念岳の見える東平という地籍があります。
ここに、灰焼きおやきと手打ちうどんのお店「東平庵(ひがしだいらあん)」があります。
写真の左側が店舗、外では、コースのお茶屋さんとして温かくお迎えしてくれます。
ご主人は、宝喜吉さん。この地区(潮沢区)の区長さんの経験もある地域づくりに大変熱心な方。風貌からは潮沢の仙人!
少子高齢化で人口が減少していく中、地域から元気が失われつつある中、「廃線敷」という地域資産を生かした地域の活性化に奮闘していらっしゃいます。
お店も手作り感いっぱい。お宝いっぱい。
お店のメインは、灰焼きおやき。少し小ぶりの丸いおやきで、中にはナスが入っています。
手打ちうどんは、地粉を使い、ご主人みずから打ったもの。
木曽にあるとうじそばのうどん版
とうじ籠にうどんを入れて、囲炉裏にかかる具がいっぱいのみそ仕立てのお汁と合体。
薬味は、ねぎと鬼ぐるみをすったもの。
あったかで、まろやかで美味しいこと。何杯でもいけます。
東平庵は完全予約制です。
店舗の中は、いたる所に、お宝がいっぱい。
鉄ちゃんが喜ぶ昔のものが。。。
これは、旧国鉄の制服です。近くの国鉄マンが着たもの。
廃線敷の整備を進める「ケヤキの道の会」では、本年度、コースの距離標の設置、旅の記念のスタンプ台の設置などを行うこととしています。区の皆さんも熱意ある皆さんばかりです。
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