このブログをご覧の皆様、農地整備課、通勤では電車に毎日乗りますが、撮り鉄でも乗り鉄でもないTです。
ですが、そのような私でも撮ってみたかった、乗ってみたかった電車があります。
それは…昭和の時代に松本市内を走っていた路面電車、松本電気鉄道浅間線!木造電車だったようです。
松本駅前駅から浅間温泉駅までの駅数18駅、5.3Kmを走行、大正13年(1924年)開通、昭和39年(1964年)に廃止されたそうです。
今日はその軌跡を歩いて辿ってみたいと思います。
小雪が舞う松本駅に到着。(日頃の行いが影響しています。)
正面に見える国道158号に路面電車が走っていたとは想像できません。
また、ここからイオンタウン前【中央・県交差点】付近までが併用軌道(自動車の道路上に敷設された軌道)、その先から浅間温泉までが専用軌道となっていたそうです。
では、歩いて辿りたいと思います。
【市民芸術館バス停】当時は市民会館前駅(5番目の駅、)。その先には、松本市美術館があり、多くの観光客で賑わっていました。(海外からの方も多く見受けられました。)
【秀峰学校前交差点】当時、学校(現松本秀峰中等教育学校校舎)の前に急な線路カーブがあり、車両通過時には、車輪とレールの摩擦音が響いていたそうです。
この辺りに学校前駅(7番目の駅)があったそうですが、どこにあったのでしょう…
【清水交差点先】この道路の形は、当時の路線と変わりない形をしていると乗ったことがある人から伺いました。(今何キロくらい歩いたのだろう…寒い…)
【元町東交差点先】この付近には横田駅(12番目の駅)及び車庫が併設され、運行上の拠点であったそうです。当時の写真とか見てみたいですね。
【南浅間バス停】ここには、玄向寺口駅(14番目の駅)があったそうですが、玄向寺は、松本山雅の練習場である、かりがねサッカー場の近くです。
大分遠い気がしますが、なぜその名前を付けたのかとても気になりました。
浅間温泉の標識、入口が見えました。
ゴールまであと少し…
遂に浅間線終点駅跡(浅間温泉駅)である、湯けむり公園に到着!
徒歩で1時間20分程かかりました。
近くには、日帰り入浴施設ホットプラザ浅間があります。
歩き疲れた体を癒すには最高です。
さて、帰りは松本電気鉄道浅間線の軌道線とほぼ同様の経路と言われている路線バス新浅間線に乗って帰るかな…
え⁉土曜日及び休日は運休!…聞いてないよ~(事前確認不足)
結局帰りも歩き、無事に松本駅前駅跡地に到着しましたとさ…ためになったねぇ、ためになったよぉ~
本来でしたら当時の18駅全てについて載せたかったのですが、長くなりますので割愛させていただきました。
松本市へお越しの際は、是非歩いてみませんか。 ~YOUは何しに松本市へ?~
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