2017.02.15 [ 特産品・名産品 ]
松本地域の特産品で年越しそばをつくりました!~材料調達編 その3~
ご覧頂きありがとうございます。松本地方事務所職員のK.Iです。
今回はいよいよ「とうじそば」の材料を集めていきます!
とうじそばとは松本市奈川の郷土料理であり、一般的にキノコや山菜などを煮込んだ汁に、ゆでたてのそばを浸し具と汁をかけて食す料理のことを指します。山鳥の汁や野ウサギのだんご汁等もとうじそばの汁として用いられることから、汁の味付けと中に入れる具は臨機応変に変えてもよいと推測されます。
とうじそばについてお知りになりたい方は、信州の田舎奈川、さわやか信州旅.netが詳しいのでご参考ください。
この度料理した年越しとうじそばの汁は、味噌味です。具材は、松本一本ねぎともえぎ豆腐を用いました。
松本一本ねぎはその1で紹介しましたので、今回は味噌ともえぎ豆腐の紹介をさせて頂きます。
~目次~
1 生坂の未来を担う、縁の下の力持ち【生坂村の大豆製品】
2 可能性は無限大!美しい緑の豆腐【もえぎ豆腐】
1 生坂村の未来を担う、縁の下の力持ち【生坂村の大豆製品】
生坂村は、ほぼ長野県の中央部東筑摩郡の北西部に位置しており、県庁所在地の長野市までは約50km、松本市までは約25kmの距離で結ばれています。生坂村のプロフィールによると、生坂村は奈良時代の頃に国・県が定められた当時から存在していたと推測されており、下生坂八幡原遺跡からは縄文時代の住居跡の遺跡が発見されており、約7000年以前から人々がこの谷に住んでいたことが分かっています。
私はとうじそばの味付けをする生坂村の味噌を求め、かあさん家(東筑摩郡生坂村)へお邪魔しました。
(写真1 かあさん家農産物直売所外見)
かあさん家を運営しているのは生坂村農業開発公社さんです。
平成7年に公社が設立されてからは、「おからドーナツ」、「手作り味噌」、「豆腐・豆乳」といった大豆製品が生坂村の名物・特産品として有名になりました。
その理由を公社理事長の岩間 陽子さんにお伺いしたところ、生坂村では荒廃地対策として大豆を大切に育てており、質の良い大豆が収穫できること。また安全で美味しい地元の食品を召し上がってもらいたいという公社の皆さんの熱い思いが届き、松本地域でも有名な生坂村の名物になったのではないかとのこと。岩間理事長、お話し頂きありがとうございました!
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