2017.02.14 [ イベント ]
「公共建築物への県産材利用を考える研修会」が開催されました。
2月6日、南松本の松本市社会福祉センターで「公共建築物への県産材利用を考える研修会」が開催され、200名を超える参加者でにぎわいました。
研修会では、海外での大規模木造建築物として、数十階建ての高層ビルや大型複合商業施設の木造化の取組が紹介されました。その主役は、CLT(クロス・ラミネーテッド・ティンバー:直交集成材)、繊維方向を直角にして重ねて接着した集成材で、工期短縮や高層木造建築物など、新たな取組が進んでいます。
また、建築時に大量に必要となる木材の調達についての事例紹介や、県産材を利用することによる地域への経済効果など、多岐にわたり情報が提供されました。
併せて、地域材を活用した建築資材等が展示され、多くの関心を引いていました。
県産材の利用が、森林・林業の再生のみでなく、建築業界へ大きく広がっていくことで、地方創生へ結びつくことが期待されています。
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