松本農業農村支援センターのAです。
松本地域は、安曇野市を中心にわさびの栽培が盛んな地域です。
その安曇野市で県内のわさび栽培の振興を図るために開催された第42回長野県わさび共進会に出席しましたので、その様子をお伝えします。
当共進会は、長野県わさび振興協議会が主催し、長野県が共催、全国わさび生産者協議会、信州山葵農業協同組合、安曇野市が後援して、開催されたもので、令和5年11月11日(土)に安曇野市役所穂高支所を会場に審査が行われました。
新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの開催となり、前回より出品点数50点が減少してしまいましたが、当日は県内のわさび生産者が丹精込めて栽培した自慢のわさび34点が出品されました。
根の部分で競う「根茎の部」、葉や根を含めた全体で競う「丸掘露地の部」と「丸掘施設の部」の3つの部門に分けて審査を行いました。
部門ごとに草姿、収量、病害虫、形状、色沢、食味などを審査・採点し、全体で最優秀賞1点、優秀賞3点を選定しました。
最優秀賞の長野県知事賞には、「根茎の部」の望月利郎さんが選ばれました。
どの出品物も素晴らしく、採点するのが大変で生産者の栽培技術の高さに驚かされました。また、食味審査では、香りが高く、辛みの中に甘みを感じることができ、普段食べているわさびとは全く別物でした。
審査終了後は、穂高神社で開催された信州安曇野食の感謝祭で一般公開されました。
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