こんにちは!計量女子です。
今回のブログは、アクアピア安曇野「サイサイと学ぶ どうなってるの下水道」レポートの続き。
集まってきた下水がどのような仕組みできれいな水になっていくのかを処理場見学を通して学びます。
(↓前回のブログはこちら)
見学の所要時間は、5箇所のスタンプラリーポイントを回りつつ約50分。
消化タンク棟に登らない約30分のコースもありますが、普段から松本合庁の階段で鍛えている??計量女子は迷うことなく50分コースを選択しました。
そして、見学開始と同時にスタンプラリー問題が!
【スタンプラリー問題①管理棟】
アクアピア安曇野にマスコットキャラクターが誕生したよ。
さて、このキャラクターの名前は次のうちどれでしょうか?
1 スイスイ
2 サイサイ
3 アルプちゃん
↑「スイスイ」は、下水道法制定100周年を記念して(公社)日本下水道協会により誕生した下水道マスコットキャラクターです。
↑正解は「サイサイ」。
前回のブログにも登場した、犀川安曇野流域下水道事務所のマスコットキャラクターです。
(白鳥のおまるに乗ったサイ)
管理棟の外では、アクアピア安曇野で管理している処理区域(流域幹線、豊科、穂高、三郷、堀金、梓川)のカラーマンホールレプリカを見ることができます。
(近年新しく製作された安曇野市のカラーマンホールレプリカは、管理棟内に設置されています。)
【スタンプラリー問題②ポンプ棟】
みなさんの家から流れた下水は下水管を通って最初にポンプ棟の地下8mに流れ込んできます。
この下水の中の砂やゴミを取るために沈砂池棟の2階まで下水を持ち上げます。
どうやって2階の高さまで下水を持ち上げるのでしょうか?
1 水車のような機械でくみ上げる
2 ポンプの力で持ち上げる
3 ポンプ棟地下がいっぱいになると自然に流れる
ポンプ棟地下から沈砂池棟2階までは約11mの高低差がありますが、ポンプの力で揚水して流入水を沈砂池(ちんさち)へ送ります。
沈砂池で水中のゴミを取り除いたり土砂を沈める工程を経て、下水は次の処理工程へ送られます。
【スタンプラリー問題③ブロワー棟】
ブロワーは空気を送る大きな機械のことです。
さて、停電になったら電気で動く機械は止まってしまいます。
そんなとき、アクアピア安曇野ではどうするの?
1 発電機を動かして電気をつくる。
2 みんなに水を流さないようお願いする。
3 停電が直るまでじっと我慢する。
2の答えだと水洗トイレやお風呂が使えなくなるので困ってしまいますが、アクアピア安曇野で停電になった時には備蓄燃料を使用して発電機を動かし、水処理に影響が出ないようにしているそうです。
このブロワー、アクアピア安曇野のパンフレットによれば、90m3/min(立方メートル毎分)の風量を送風できるものが2台と45m3/minの風量を送風できるものが2台、合計4台あるそうです。
一般的なドライヤーの風量がおおよそ1.3m3/minですから、途方もない送風力を持っていることが分かります。
(アクアピアのブロワーで髪を乾かしたら、髪の毛が抜けて飛んでいきそうです😱)
ブロワーはどこに空気を送ってどんな作業に役立っているのでしょうか?
その答えは、次回の記事へと続きます。
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