2022.05.19 [ 計量検定所 ]
計量女子の計量検定所日記「誕生!度量衡アルクマ」
こんにちは!計量女子です。
突然ですが皆さんは「度量衡」という言葉を耳にしたことはありますか。
一昨年(2020年)のブログで、人類の生活が豊かになっていく過程で「度(長さ)・量(体積)・衡(質量)」という概念が生まれたという話を紹介しました。
その年の計量強調月間(11月)に合わせて誕生した、最初の計量アルクマがこちらです。
計量アルクマ「衡」(はかりを持つアルクマ)
そして昨年(2021年)末、(一社)日本計量振興協会様から機関誌「計量ジャーナル」への執筆を打診されたことをきっかけに、残り2種類の計量アルクマが誕生しました。
計量アルクマ「度」(ものさしを持つアルクマ)
計量アルクマ「量」(計量カップを持つアルクマ)
計量検定所で行っている検定・検査のうち、「度」(長さ)に関するものとして、タクシーメーター装置検査があります。
また、「長さ×長さ=面積」をつかさどる特定計量器、皮革面積計の検査もあります。
「量」(体積)に関する主なものは、燃料油メーター検定です。
体積の基準となる「液体メーター用基準タンク」にガソリンを給油し、基準タンクの数値と燃料油メーターの示す数値の差を比べることで、燃料油メーターが構造や誤差の基準を満たしているかを確認します。
「衡」(質量)に関するものは、計量女子も取材(という名の手伝い)に行ったことがある「はかりの定期検査」。
また、大型分銅を使って実施するトラックスケールの検査も「衡」に分類されます。
アルクマ好きの皆さんに、計量アルクマを通じて色々な「はかる」を知っていただけると嬉しいです。
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