企画振興課のもりぴーです。「もう8月なのに七夕?」と思われたかもしれませんが、信州・松本の七夕は他と違った特徴があるのをご存じですか?
松本では1か月遅れ(旧暦)の8月に七夕を行う習わしがあります。また、子どもたちの健やかな成長を祈り、木や紙でつくられた織姫・彦星の人形を軒先に吊るして飾る風習が江戸時代から続いています。
先日、その七夕人形をつくるワークショップがあり、2歳の娘と共に参加してきましたので、七夕人形づくりの様子を少し紹介させていただきます。
松本の伝統文化「七夕人形」の普及と環境教育に取り組む松本七夕普及協議会さんは、今回、地域発元気づくり支援金を活用し、この七夕人形ペーパークラフトキットを作成しました。クラフトキットの紙には再生紙が使われています。
クラフトキットには織姫・彦星がセットになって入っています。
まずは点線に沿って台紙から型を取り外します。
次に線に沿って型を折っていきます。折り目がついているので簡単にできます。
吊るし紐をつけて、着物を留めるための棒を差し込みます。
組み立てた胴体に着物を被せたら、もう完成です!
できた!
今回は着物の柄が入ったキットに挑戦しましたが、自分で絵付けができる無地のバージョンもあります
こちらの着物の柄は、松川村出身のグラフィックデザイナー、渡辺明日香さんのデザインになります。渡辺さんはフジロックフェスティバルのメインビジュアルも担当されている方とのこと。カラフルな幾何学模様が楽しいですね
七夕人形ワークショップはまた開催されるそうですので、今回の機会を逃した方も、ぜひ次回ご参加ください
日時・場所等の最新情報は協議会のウェブサイトをご確認くださいね
また、協議会では、小学生が絵付けした七夕人形のコンテストも開催中です!
協議会のInstagramには小学生の皆さんが作った素敵な七夕人形が並んでいますので、ご覧になってみてください。(素敵と思った作品にはぜひいいねをお願いします)
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