来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

夏の乗鞍へ自転車で行こう!

こんにちは! 林務課のIちゃんです。今年の夏は特に暑い日が続いておりますが、皆さんはどんな夏を過ごされておりますか?

私は、7月下旬の良く晴れた某日、自転車で行ける松本市の最高地点である「乗鞍エコーライン」の最高標高2,716mまで上ってきましたのでご紹介します。

乗鞍エコーラインは、県道84号線乗鞍岳線の名称で、乗鞍高原から乗鞍岳までへ通じる道のことをいいます。
※「国内において、最も標高の高い自転車で上がれる車道(舗装路)」になります。

三本滝のゲートより先はマイカー規制となっているため、観光バス、タクシー、自転車👍、その他は許可車しか上ることができません。

観光や登山で訪れる方々は、「乗鞍観光センター」からシャトルバスが出ており、乗鞍岳 畳平まで上ることができます。
この日も、駐車場が一杯になるほど県内外からの観光客等が来られていました。

「乗鞍観光センター」(ここの標高は1,600m)駐車場に到着後、そそくさと準備をし、朝8時半に出発しました。
気温はまだ22℃と涼しく、樹林帯の中を徐々に標高を上げていきますが、三本滝までの道路は幅員も2車線あり、すれ違いもしやすく勾配も緩やかで走りやすい道です。

三本滝のゲートから先は、道幅も狭くなり、急こう配になるため、シャトルバス等のすれ違いや追い抜かれ時には、常時ライトの点灯やキープレフトなどの注意が必要です。

頑張って上がっていくと、位ヶ原山荘があります。
標高は約2,350mになり、酸素も薄くなってきますし、疲れてペースも落ちているかと思いますので、ここでしっかり休息をして、水分補給、補給食を取りましょう。

位ヶ原山荘からは県境(ゴール)が見られます(遠い!)

残り4kmくらいから、林相がシラビソ、トウヒ等からハイマツやダケカンバ群落へ変化します。

晴れていれば、展望も良く、幅員も広く気持ちのいい道を走ることができます😊

残り1.5kmにある乗鞍大雪渓では、まだ残雪を見ることができました。

この時期でもたくさんのスキーヤーがいました。

スタートから約1時間30分で県境に到着。

 

この日は天候も良く、私以外にも保護者に引率された小学生約10名のグループなど、多くの自転車乗りの方々が一生懸命上っていました。

このまま、岐阜県側の畳平駐車場へ移動し、気温を確認したところ13℃でした。
※下界との気温差は約20℃でした。半袖シャージでは涼しいを通り過ごして少し寒いため、シャトルバスで上がられるれる方は、上着持参がおすすめです。

県境の周辺では、高山植物の群落を見ることができます。
乗鞍岳周辺では、雷鳥にも遭遇できるとのことでしたが、道沿いはさすがに出てきてくれないそうです。

下山時は、バス、タクシーの他に、上ってくる自転車とすれ違うのですが、道も狭くブレーキレバーを握る握力も予想外に使うため、余裕を持ち途中3回程度は休むようにしてください。
※令和5年7月10日に、自転車の下山走行での死亡事故が発生しておりますので、特に注意をお願いします。!

乗鞍観光センターまで下山したところ、32℃まで気温が上がり暑くなっていましたが、木陰に移動したところ、山から吹く風が身持ち良く、昼寝をすることができました😃

 

皆さんも、この夏、涼しい乗鞍高原や、美ヶ原高原などへ遊びに行ってみませんか?

最後に、乗鞍観光センターでは、e-Bikeレンタルをしています。
自転車を持っていない方、体力に自信が無い方も、これを使えば比較的楽に2,702mまで上れますので是非、チャレンジをしてみてください。

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