来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

街灯ではありません →「電子基準点」

農地整備課の2Hです。

私の職場では、農業用の用排水路や農道などの工事を担当していますが、どの工事も「測量」の結果を基に設計が行われています。

↑測量の結果を基に設計された排水路 (管底の高さがポイント)

測量では、正確な位置(緯度・経度)や高さ(標高)を測定するために「基準点」と呼ばれる既知点が利用されています。

↑安曇野市豊科の電子基準点(県民豊科運動広場)

写真は「電子基準点」を撮影したものですが、この姿形から街灯やロケットのように見えてしまいます。(基準点には、他に水準点や三角点などがあります。)

この電子基準点は、国土地理院が管理する国家基準点の1つで、上空約20,000km(地球一周は約40,000km)を周回する人工衛星からの電波を受信することで、正確な位置や高さを求めています。

また、全国に1,300箇所(松本地域振興局管内には8箇所)も設置されており、ステンレス製の柱の中には、アンテナや受信機、通信機などが格納されているようです。

↑松本市奈川の電子基準点(小原農村公園)

観測されたデータは、茨城県つくば市の国土地理院に送られ、地図の作成、地殻変動の把握、火山噴火や地震の予知などにも利用されているとのこと

公園の傍らで静かに佇んでいますが、私たちの安全で安心な生活にも密接にかかわっているんですね

出典「国土地理院」のウェブサイトはこちらから
https://www.gsi.go.jp/riyousya03.html

 

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