来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

近代化遺産モニターツアーを実施しました

松本地域振興局では、広域的な観光振興の促進を目指して、令和元年度に「近代化遺産カード及びマップ」を作成しました。

このカードマップでは、「砂防・農業水利」、「養蚕・製糸業」、「ワイン醸造」、「教育」の4つをテーマに、松本地域に点在する12カ所のカードを作成しています。

12枚のカードを全て集めると、プレミアムカードを進呈していて、個人の愛好家の皆さまからは好評です。

現在は、バス観光などの観光資源化を目指して、このカードマップを使ったモニターツアーに取り組んでいます。

 

第1回は、令和元年度に「砂防・農業水利」遺産をテーマにツアーを開催しました。

令和2年度は残念ながら新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催できませんでしたが、「今年こそは開催を!」と、機会を伺っていました。

 

11月25日(木)、まずまずの天候の中、参加者19名でツアーを開催しました。

今回選定したテーマは、「養蚕・製糸業」、「教育」遺産です。

松本地域の近代化において、養蚕・製糸業は重要な役割を持っていました。全国的には群馬県の富岡製糸場などが有名ですが、最盛期には長野県が生産量、輸出額で日本一となった時期もありました。

また、松本市を中心とした教育遺産も先人たちの誘致活動や建物の保存活動などにより、今に残されています。

こうした施設を、松本市文書館の小松芳郎研究員にご説明いただきながら、参加者の皆さんと見学してきました。

松本駅をバスで出発して、まずは松本市島立にある「歴史の里」へ。

歴史の里は、近代の様々な施設や貴重な資料を展示した複合博物館です。

今回はその中でも、養蚕・製糸業に関わる「旧昭和興業製糸場」と「工女宿宝来屋」を主に見学しました。

当時の工場の様子や、岐阜高山から野麦峠を通って諏訪・岡谷を往復した工女の宿を見て、当時の様子に思いをはせました。

次に向かったのは「安曇野市天蚕センター」です。

通常の養蚕と違い、ここでは天然のお蚕であるヤママユガを使った天蚕糸の製法の保存・啓発に取り組んでいます。緑色のつややかな天蚕糸が特徴的で、実際の糸繰りの様子や、養蚕の様子をビデオで見るなどして学びました。

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