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Vol158■東信州 中山道を行く【2】

茂田井・望月・八幡・塩名田宿の巻

こんにちは!
「さっち」こと水谷悟子(みずたにさとこ)です。

【さっちの旅する信州】、東信州の中山道宿場巡りの旅の2回目は、佐久市内の宿場を巡ります。
さて今回は、どんな宿場に出会えるのかしら…。


■茂田井間の宿
今回のスタートは、前回ご紹介した立科町の「芦田宿」と佐久市の「望月宿」との間にある、「茂田井間の宿(もたいあいのしゅく)」。
「アイノシュク?」…ちょっと変わった名前ですよね。
「間の宿」というのは、「宿場」として幕府から公認されていない“宿場のような場所”のことだそうです。

ここには古くから続く、「大澤酒造」さんと「武重本家酒造」さんという2つの蔵元があります。ともに中山道が多くの旅人で賑わった当時の面影を残すスポットです。

大澤酒造さんは、江戸時代、茂田井村の名主を務めた家で、酒造りや街道の歴史資料を展示する資料館や美術館、書道館を併設しています。


大澤酒造入口

こちらでは、おいしいお酒だけではなく、“地サイダー”も作っているんですよ。
蓼科山の源泉、御泉水(ごせんすい)から作られた「蓼科御泉水サイダー」。
地元においしい水があることを子供たちに知ってもらいたい、という思いから作られたそうです。後味サッパリ、どこか懐かしい味の、とてもおいしいサイダーでした♪
皆さんも、是非お試しあれ!


これが「蓼科御泉水サイダー」で~す♪

大澤酒造さんのお隣には、武重本家酒造さんがあります。(本当に近くにあるんですよ。)
武重本家酒造さんの、江戸後期の住宅と明治初期の酒造施設は、国の登録有形文化財に指定されています。
歌人・若山牧水がこちらのお酒を愛したそうで、門の前に牧水の歌碑もありましたよ。

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