2013.05.09 [■I ♥信州(あいラブしんしゅう)]
<VOL.227>I♥信州(あいラブしんしゅう)
活気あふれる”善光寺・門前暮らし”を発信(2)
本との出会いから変わる人生
「I♥信州」は、長野県外から信州へ移住された方に、移住のきっかけや信州での暮らしの様子をお伺いし、長野県の魅力をさらに伝えていこうというコーナーです。
Book&Cafe ひふみよの
オーナー、今井雄大さん
第10回目のI♥信州、前編では長野市・善光寺の門前で「門前暮らしのすすめ」活動をしているナノグラフィカのメンバー・増澤珠美さんにお話をお聞きしました。
◆前編はこちら
中編・後編ではナノグラフィカで行なっている活動「門前暮らしのすすめ」をきっかけに移住された、Book&Cafe ひふみよのオーナー、今井雄大さんに現在のカフェを開店するまでの経緯などをお聞きしました。
細野晴臣さんら日本を代表するミュージシャンで結成され、活動していたバンド、「はっぴぃえんど」の楽曲をBGMに、たくさんの本に囲まれた、ゆったりとした空間での取材となりました。
■全国を渡り歩き、旅するように働く
「Book&Cafe ひふみよ」は、長野市善光寺の門前、表参道からは少し離れた場所にあります。
「Book&Cafe」の名のとおり、外からでもお店の中にある膨大な本の数々が目に入ります。
店内に並べられた本は、絵本や小説から時事問題に焦点をあてたノンフィクションものまで、オーナーである今井さんのセレクトが光るものばかり。誰かが手にとってくれることを今か今かと待っています。
この「Book&Cafe ひふみよ」のオーナー、今井雄大さんは長野県の隣、群馬県のご出身。大学卒業後は家電販売店に就職し、忙しい日々を過ごしていました。
仕事に追われる中、「自分の時間を持ちたい」という想いから自分探しの旅に出たことがきっかけで、住み込みで働くという新しい仕事のスタイルを知り、そこから約6年間全国各地で様々な仕事に携わりました。
中でも長野県では、野辺山の牧場での搾乳の仕事や白樺湖のホテルでの接客、上高地では山小屋・・・など、度々仕事で訪れていたことや出身である群馬県の隣県ということから、以前から親近感を持っていました。
奥様との結婚を機に、起業を考えるようになり、一念発起。
前回ご紹介した、ナノグラフィカの活動『空き家見学会』をきっかけに長野市へ移住されました。
今井さん:「移住先を決めるときは、松本にしようか長野にしようか、迷っていた時期がありました。けれど、長野市はナノグラフィカさんを中心に、善光寺門前界隈でなんだか面白い動きをしてるなと思って、お店を開く移住者の方が多いこともあり、長野市に決めました。
今でもナノグラフィカさんとは、様々なことでコミュニケーションをとっています。
門前界隈では、横のつながりがとても大きいですね。」
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