楽園信州

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<VOL.227>I♥信州(あいラブしんしゅう)

■まちの本屋さんと憩いの場、二つの顔をもつ「Book&Cafe ひふみよ」

「Book&Cafe ひふみよ」の名前は、今井さんが学生時代から好きだった小澤健二さんのコンサートツアータイトルに由来しています。日本語の響きの面白さと、覚えてもらいやすい言葉ということもあり命名されました。

来月6月でオープンから丸2年を迎える、Book&Cafe ひふみよですが、開店するまでにはたくさんの方々の支えがありました。
奥様や友人、またご近所の方々の力を借りながら、解体作業や壁のペンキ塗り、漆喰塗りなど自分達でできることは自分達の手で作業!店舗が完成したときは、感慨もひとしおです。
たくさんの人の手でつくられたBook&Cafe ひふみよは、オーナーの今井さんにとっても、携わったみなさんにとっても愛着あるお店となりました。


空き家となっていた、元・酒屋を改装してつくられた「Book&Cafe ひふみよ」。
門前の街並みに溶け込んでいます。

今井さん:「開店する前の作業中からブログなどで情報発信をしていたのですが、それを見た近所の方が手伝いに来てくれたり、開店前に人のつながりが出来たことはとても大きかったです。
最初の頃は、街に溶け込めるのか、不安もありましたが、ご近所の方も良くしてくださいますし、
この場所に住んでまだ2年ほどですが、ずっと昔から暮らしているような感覚です。」

天気の良い日には、ご近所のおばあちゃんが散歩がてらに、ふらっと立ち寄ってくれる・・・、冬は2階のカフェスペースのコタツで温まりながら、思う存分、本を読みふける・・・。
「Book&Cafe ひふみよ」は街の本屋さんというだけでなく、憩いの場としても地元の方々から愛されています。

■一冊の本が価値観を変えることもある

Book&Cafe ひふみよで取り扱う本は、衣・食・住の生活に関わる本や、もう一つの生き方や世界を提案してくれるカウンターカルチャーが主なジャンルです。
並べられている本は、全て今井さんがご自身の足で、古本屋や新古書店を歩き回り集めたもの。
本の一冊一冊から、今井さんの人柄やこだわりが見えます。

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