木曽地域振興局企画振興課のMです。
木曽地域振興局と地域づくりネットワーク長野県協議会木曽支部は、11月8日に2017年度「地域発 元気づくり支援金」を活用した木曽地域優良事業の表彰式と発表会を、木曽合同庁舎で開きました。
今回は、2017年度に元気づくり支援金を活用した46事業の中から、知事表彰、木曽地域振興局長表彰を各1事業が受賞されました。
(受賞した団体の代表者の皆さんと記念撮影)
受賞されたのは、次の団体(事業)の方々です。
○知事表彰○
木曽地域文化芸術資源活用実行委員会
「澤田正春・澤頭修自 写真展開催事業」
○木曽地域振興局長表彰○
木曽猟友会
「会員協働による木曽国際射撃場 ヒノキ間伐材安全柵設置事業」
表彰式に続いて、優良事例3団体の取組の事例発表が行われました。
木曽地域文化芸術資源活用実行委員会は、写真展を郡内4会場で開催したり、撮影者の講演会やプロカメラマンによるワークショップも交えたりするなど、住民が芸術文化に親しむ工夫をしています。今後も地域の貴重な文化財として保全された写真が、広く活用されることが期待されます。
(展示会場で作品の説明をする澤頭様)
木曽猟友会は、上松町にある「木曽国際射撃場」に、地域材を利用した安全柵設置を、会員協働による作業で行うことで、射撃場に対する会員の維持管理意識の高揚が図られるとともに、会員相互の連携強化や射撃技術の向上が図られました。今後も会員相互の連携強化などにより、野生鳥獣による農林業被害の低減など地域への貢献が期待されます。
(会員協働による安全柵設置作業)
木祖村は、村内で支障木伐採や景観に配慮したモデルゴミステーションの設置などに積極的に取り組まれており、昨年8月31日に共同宣言した「木曽路の眺望景観整備基本方針」を推進していく事業であります。
(設置されたモデルゴミステーション)
以上、各団体の取組紹介でした。
今回受賞された2団体の方々にはお祝いを申し上げますとともに、木祖村を始め各種団体の方々には、引き続き地域の魅力向上と活性化に取組まれ、木曽地域の振興に寄与されますことを期待いたします。
続いては、地域づくりに生かすための「講演会」の様子です。
上田にある合同会社キップル代表の吉田達矢様をお招きし、「SNSを利用した地域づくり情報発信講座-SNSのメリットと効果的な広報について-」のお話をうかがいました。
(講演される吉田様)
吉田様は、県内では、まちなかキャンパスうえだや信州大学等で情報発信講座を数多く行っておられます。
地域づくりの活動においても、情報発信が地域を盛上げていく重要な手段となっており、民間企業で培ったノウハウや経験から、ネットでの情報発信について実践的なお話をうかがう中で、今後の活動のヒントをいただけました。
(熱心に講演を聴きました)
吉田様、お忙しいところ本当にありがとうございました。
以上、当日は、表彰式、事例発表、講演会と盛りだくさんの内容でした。
元気づくり支援金は、地域の元気を生み出す取組を応援するものです。
来年度(2019年度)実施予定の元気づくり支援金の説明会を、12月中旬に木曽合同庁舎で行います。事前申込みは不要ですので、元気づくり支援金に興味のある方はぜひご参加ください。
「地域発 元気づくり支援金」木曽地域事例発表会の報告でした。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
木曽地域振興局 総務管理・環境課
TEL:0264-25-2211
FAX:0264-23-2583