2017.09.12 [ 自然・名水・秘境 ]
「親子で御嶽山登山」~木曽で過ごす夏休み(その2)
みなさん、こんにちは~! 会計センターのサイクリストKです。
「木曽で過ごす夏休みシリーズ(その2)」は、お得意の「御嶽山」の登山です!(笑)
雲海と息子・・・。
雲海を見下ろす親父・・・。(笑)
8月13日(日)、晴れのち曇りの天気予報を信じて、子どもと「御嶽山」に登ってきました。
朝6時に黒沢口六合目「中の湯」登山口を出発。スタート時は快晴で登山日和、七合目から八合目の間で、木階段の上を飛び跳ねる小動物が現れました!リスかな・・・?いや、これは「おこじょ」さん!!これまでこのルートは何度も歩いていますが、「おこじょ」に出合ったのは今回が初めてです。笹薮から出ては隠れてを繰り返し、その動きがとてもかわいいです。地味な木階段の上り坂の途中で、癒やし効果抜群の出会い、子どもも大喜びでした。
八合目の「女人堂」には、7時20分着。出発時は快晴だったのに、一瞬、ガスで真っ白に!休憩している間に晴れてきましたが、山の天気は変わりやすいので先を急ぎます。
ハイマツ帯を抜けると、いよいよ岩でごつごつとした尾根歩き、あちこちに像や碑が立っていて神の領域に踏み込んだ感が強いです。
そして、後を振り返ると・・・
「雲海」とガスがすぐ背後に迫ってきています! すごく良い眺めですが、ガスに包まれてしまう前に「二ノ池」まで登りたいので、追われるように先へ進みます。
九合目の直下が、このルートで一番キツイ上り坂。大きな岩が転がるジグザグ直登坂、周囲の険しい景色も青空の下だと美しく見えるのが不思議です。
九合目に到着し、北へ向かうと「二ノ池」が現れます。まだ晴れていて良かった! 実は、昨年の夏休みも子供と御嶽山に登ったのですが、その時は九合目から先は小雨で景色を楽しむことが出来なかったのです。リベンジ成功です!
「二ノ池」は昨年と比べると、ずいぶんと「灰」が増えました。昨年は青灰色で神秘的な色合いだったものが、現在はすっかりグレイ一色。パトロール隊の方に会ったので様子を聞くと、雨が降るたびに、灰が流れてきて堆積しているようです。二ノ池、半分以上、埋まっちゃったかな。
時刻は9時、六合目から3時間です。息子君もよく頑張った。休憩しているとだんだんとガスが増えてきて、剣ヶ峰方面も見えたり隠れたりの繰り返しになってきました。早めにランチを済ませて、補給をしたら元気になったので、さらに「三ノ池」を眺めに行くことに決定です。
二ノ池から三ノ池へ向かう途中には「賽の(サイノ)河原」が広がります。上から眺めると、無数のケルンが立ち並び、賽の河原という名前からも特別な場所に見えますが・・・。
降りてみると、高山植物が咲く大平原です。御嶽山は険しい火山のイメージが強いのですが、この賽の河原から南側の山域は、みどり豊かでお花畑が多い、高山植物を楽しめる山なのですよ。
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