2017.07.31 [ 自然・名水・秘境 ]
「御嶽ブルー」に「コマクサ銀座」、「ライチョウ」も登場!~御嶽山の夏
みなさん、こんにちは~! 会計センターのサイクリストKです。
「御嶽山」の北峰「継子岳」に咲く高山植物の女王「コマクサ」です。
砂礫地の中で鮮やかなピンク色の花を咲かせる、可憐な姿がとても美しい花です。
小さな株ですが、よく見ると葉っぱは細かく分かれ、花弁はふくらみと中央のくぼみ、先端の反り返りと、とても複雑な造りをした繊細なお花なのです!
そして御嶽山と言えば、「三ノ池」のコバルトブルーが素晴らしいです。
残雪と御嶽ブルーの競演、この眺めはこの時期限定!~山から登山者へ素敵な贈りものです!!
7月17日(祝)の海の日、海へは行かずに信州人らしく山へでかけてきました!
御嶽山の継子岳周辺で「コマクサ」が咲き始めたという情報が入ったので、岐阜県側の「濁河温泉」登山口から飛騨頂上~継子岳周遊登山をしてきましたので、その様子を紹介します。
この日は梅雨の曇り空・・・景色はあまり期待できないのでコマクサだけ見て帰ってこようと、継子岳に近い岐阜県下呂市の「濁河温泉」の登山口を選択。開田高原から峠を越えて岐阜県に入り、御嶽山麓の北側をぐるっと回ると温泉街に到着します。
雨上がりの登山道、木道や石積みが続くので滑りやすく、ちょっと注意が必要ですが、苔生した森林の中を歩くのはとても気持ちの良いものです。濁河コースは傾斜もきつくなく、御嶽山への登山道の中では登りやすいルートです。途中で「ジョーズ岩」や「蛙岩」がありますよ。
森林限界を越えると継子岳の西斜面をトラバース、目の前に「摩利支天山」が現れます。ここで薄らと青空が見えはじめ、ハイマツ林を過ぎ、砂礫地まで来ると「コマクサ」がたくさん咲いています! そして「飛騨頂上」に到着したら、なんと晴れた!!
飛騨頂上から「継子岳」へは30分程の稜線歩き、コマクサを始め、可憐な花を付けた高山植物に囲まれた天空の散歩道です。ハイマツ帯と岩場の境で鳥の鳴き声が聞こえたの見ると・・・「ライチョウの親子」がいました。ひな鳥の歩きが早くて驚きです。癒されますね~♪
稜線は、ハイマツ帯、砂礫地、岩場と変化に富んでいて、中央アルプスの稜線とよく似ています。立ち並ぶ岩のオブジェ、見応えあります!
飛騨頂上から、継子岳、継子岳2峰の間は「コマクサ銀座」です! まだまだ小さな株もたくさんありましたので、しばらくはコマクサのお花畑を楽しむことが出来そうです。
「継子岳」山頂@2859mに到着です。梅雨の終わりを告げるような青空が広がりました。剣ヶ峰方面のガスも晴れてきて、御嶽山域全体が姿を現します。
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