是より木曽路 遥か彼方の京や江戸を思い、人々が往来した木曽路。 歴史と文化に彩られ、自然豊かな木曽地域の魅力を、当地勤務の県職員が四季折々に発信していきます。 あなたも、木曽に寄っていきませんか?

是より木曽路

遥か彼方の京や江戸を思い、人々が往来した木曽路。 歴史と文化に彩られ、自然豊かな木曽地域の魅力を、当地勤務の県職員が四季折々に発信していきます。 あなたも、木曽に寄っていきませんか?

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伝統のあの味から、季節のお菓子まで。「宝来屋」

こんにちは、キビです。
木曽路を南下して、国道19号から木曽町の商店街へ入る時にくぐり抜けるのは、昭和時代に復元された大きな関所門です。
旧中山道に存在感を示すその門を見上げると、大勢の旅人がこの街道を往来していた江戸時代の情景に思いを馳せることができます。

木曽地域の初夏の風物詩、ほう葉巻

新緑の季節に木曽地域を訪れると、「朴葉巻」と書かれたのぼり旗がすぐ目に入ると思います。
朴の葉がやわらかい時期にだけ作られるこの郷土食の登場を、楽しみに待っている方も多いのではないでしょうか。

創業元禄元年の老舗、ほうらいや

木曽町の関所門から坂をすこし下ったところにお店を構える「宝来屋」は、関守の代官にも羊羹を献上していたという、長い歴史を持つ和菓子のお店です。

山村代官の御用達だった、伝統の羊羹文芸写真で木曽路を世に蘇らせた澤田正春さんの書

ショーケースの上の壁には、木曽路の写真家として著名な澤田正春さんがしたためた書が掛けられていて、宝来屋の由来や歴史を学ぶことができました!

昔なつかしい味の、黒い蒸し羊羹

宝来屋の「黒むし羊かん」は、昭和の前半まで続いた馬市や、その後の牛市でも定番のお土産だったそうで、思い返すと祖父の家でもよく食べていました。
板状の羊羹を好みのサイズに切り分けて食べます。

もちもちした食感と、気取らない素朴な味わいは後を引くおいしさで、一口、また一口と、どんどん食べ進んでしまいます。

伝統的な朴葉巻は子どもも大好きほう葉と、ほお葉、2種類の表記のある朴葉巻木曽地域の人々に愛される蒸し餅

朴葉巻は、米粉であんこを包んだ蒸し餅です。
いぐさの結び目をほどき、やさしく葉っぱをはがしていくと、ほんのり朴の葉に色づいた、白いお餅が現れます。

緑茶やほうじ茶によくあう日本のお菓子

柏餅ともまた違う、独特の朴の葉の香り、やさしい甘さのあんことお餅のハーモニーは、朴葉巻でしか味わえません♪

朴葉巻はだいたい7月中頃まで販売されていますが、山に生える朴の木の状態で早く終了することもありますので、旬を逃さないようご注意ください!

木曽町の商店街にある和菓子屋、宝来屋

秋には「栗子餅」が店頭に並ぶので、そちらも今から楽しみです♪
それでは皆さま、明日もごきげんよう。

受け継がれてきた宝来屋の味木曽地域の郷土食の一つ朴葉巻

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