こんにちは、キビです。
木曽路を南下して、国道19号から木曽町の商店街へ入る時にくぐり抜けるのは、昭和時代に復元された大きな関所門です。
旧中山道に存在感を示すその門を見上げると、大勢の旅人がこの街道を往来していた江戸時代の情景に思いを馳せることができます。

新緑の季節に木曽地域を訪れると、「朴葉巻」と書かれたのぼり旗がすぐ目に入ると思います。
朴の葉がやわらかい時期にだけ作られるこの郷土食の登場を、楽しみに待っている方も多いのではないでしょうか。

木曽町の関所門から坂をすこし下ったところにお店を構える「宝来屋」は、関守の代官にも羊羹を献上していたという、長い歴史を持つ和菓子のお店です。


ショーケースの上の壁には、木曽路の写真家として著名な澤田正春さんがしたためた書が掛けられていて、宝来屋の由来や歴史を学ぶことができました!

宝来屋の「黒むし羊かん」は、昭和の前半まで続いた馬市や、その後の牛市でも定番のお土産だったそうで、思い返すと祖父の家でもよく食べていました。
板状の羊羹を好みのサイズに切り分けて食べます。
もちもちした食感と、気取らない素朴な味わいは後を引くおいしさで、一口、また一口と、どんどん食べ進んでしまいます。



朴葉巻は、米粉であんこを包んだ蒸し餅です。
いぐさの結び目をほどき、やさしく葉っぱをはがしていくと、ほんのり朴の葉に色づいた、白いお餅が現れます。

柏餅ともまた違う、独特の朴の葉の香り、やさしい甘さのあんことお餅のハーモニーは、朴葉巻でしか味わえません♪
朴葉巻はだいたい7月中頃まで販売されていますが、山に生える朴の木の状態で早く終了することもありますので、旬を逃さないようご注意ください!

秋には「栗子餅」が店頭に並ぶので、そちらも今から楽しみです♪
それでは皆さま、明日もごきげんよう。


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