是より木曽路 遥か彼方の京や江戸を思い、人々が往来した木曽路。 歴史と文化に彩られ、自然豊かな木曽地域の魅力を、当地勤務の県職員が四季折々に発信していきます。 あなたも、木曽に寄っていきませんか?

是より木曽路

遥か彼方の京や江戸を思い、人々が往来した木曽路。 歴史と文化に彩られ、自然豊かな木曽地域の魅力を、当地勤務の県職員が四季折々に発信していきます。 あなたも、木曽に寄っていきませんか?

しあわせ信州 > 長野県魅力発信ブログ > 是より木曽路 > 歴史・祭り・ひと > 木曽の木材工芸 ~ ふるさと信州寄附金協賛事業者を訪ねて(その3)

木曽の木材工芸 ~ ふるさと信州寄附金協賛事業者を訪ねて(その3)

 

 

 

044-101_2190 045-101_2201

 

 

 

 
曲面に合わせた鉋で 内側、縁、外側を削ります。 
次々と道具を変えながら、手早に作業が進みます。 

サクサクと削られる鉋くずに近づくと、ひのきの香りが漂ってきます。
田上さん、長時間この作業を続けていると香りが強すぎ、鼻血が出るほどだそうです。  

ここでいよいよ、銅製の「たが」を2つはめて、内側に底板の入る溝を掘り、下部をカット。早い、早い!

052-image1 (5) 060-101_2215

 

 

 

 

手製の電動ジグソーで底板を切り出します。

070-image2 (5)

最後に底板を上から叩き入れると、これが寸分の違いなく、ぴったりと収まりました!

桶の外側・内側を削り始める作業からここまでの所要時間は30分ほど。1個の湯桶を小割から完成までの時間は、約2時間だそうです。

こうして、長野県知事指定工芸品「ひのき湯桶」完成です。

1 2 3 4

このブログのトップへ

このブログや記事に関するお問い合わせ窓口

木曽地域振興局 総務管理・環境課
TEL:0264-25-2211
FAX:0264-23-2583