い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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南箕輪小が農業用水探検隊を体験

農地整備課の中年Yです。 平成26年8月25日・28日の両日、南箕輪村立南箕輪小学校4年生109名が農業用水探検隊を体験しました。

主催は西天竜土地改良区と伊那西部土地改良区連合と当課です。 『農業用水探検隊』は上伊那校内の農業用水利施設の歴史や役割について学習することを目的に、平成19年度より上伊那管内の小学4年生を対象に実施しています。伊那西部地区の農業用水利施設(揚水機場や畑地かんがい農地)や西天竜幹線用水路の円筒分水工などを見学し、現在(H26.8月実施分を含む)までに7校、児童と先生を合わせ約1,400名の皆さんの参加がありました。

見学箇所は西天竜幹線用水路の関連施設と伊那西部畑地かんがい関連施設です。 学校を出発し、まず最初に見学したのは、西天竜開田記念碑です。

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 8月25日の朝は小雨が降っていましたが、最初の見学地「西天竜開田記念碑」に到着する頃には雨もあがりました。ここでは、西天竜土地改良区から西天竜幹線用水路の全体について説明があり、子供たちは熱心にメモをとっていました。それにしても宮城県から運ばれたというこの石碑はデカイ!!

西天竜幹線水路は岡谷市川岸にある天竜川の頭首工から毎秒5.56t取水し、総延長約25km、受益面積約980ha(昭和3年の開田当初は1180haありました)の水田を潤しています。

次に、ここから少し西にある西天竜幹線用水路と円筒分水工まで徒歩で移動し、ここで当課の若手職員Mが登場!!探検隊3年目の実績とあって、さすがに風格と自信がみなぎっている・・・説明を聞いた子供たちも円筒分水工の構造に納得の様子。なお、西天竜幹線用水路の円筒分水工群は35基もあり日本で一番数が多いことから、土木遺産に登録されています。

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