2014.09.12 [ その他 ]
中川村で赤そば花祭り、ぶどう祭りが開催されます!
農地整備課のNです。「赤そば花まつり」が9月19日から10月5日まで開催されるとのことなので、開催前に赤そばとぶどうの様子を見に行きました。
会場のそば畑に到着すると目の前にはそばの花が畑いっぱいに咲いていました。 アルプスを背景に美しい真紅のそばの花畑。贅沢な景色です。このそばは、「高嶺ルビー」と呼ばれ1987年に当時の信州大学氏原教授がヒマラヤの標高3,800mの所に咲く赤い花を持ち帰り、タカノ株式会社(宮田村)と共同で品種改良を行ってつくられました。
色鮮やかな赤いじゅうたんのようです…これで何食分になるのでしょうか。
園内では地元の皆さんが祭りにむけて期間中に駐車場や通路になるところにウッドチップを敷いていました。みなさんお疲れ様です。
この赤そば畑の向こうに見えるハウス群が西原ぶどう園です。ぶどう園に近づくとぶどうジュースのような甘美なかおりがしてきました。
赤そば花祭りの期間中はテント市が開催され、赤そばの乾そばやハチミツをはじめ、旬の梨、リンゴ、野菜、五平餅のほか手工芸品の販売があるようです。 許可をいただきネットをくぐって木に近づくと、たわわに実ったぶどうがズラリ。近づいて気づいたのが、粒がでかいこと。しかし巨峰ではないようです。
「藤みのり」というぶどうだそうです。粒を500円玉と比較してみます。
やっぱりでかい...。食べさせていただくと、うまい。果汁が多く、ぶどうの味がしっかりします。 園内で育てているぶどうは藤みのりの他、ゴルビー、ロザリオロッソ、ナガノパープル、ブラックビート(藤みのりとピオーネの掛け合わせ)等、11品種があります。ぶどうは9月中旬から10月上旬が最盛期ですので今が旬ですね。
ネットを張ってもハクビシンが登って食べてしまうようです。写真はハクビシンにやられたゴルビー。これも粒がおおきいです。まだ少し収穫には早いですが食べさせていただくと、藤みのりと比べてすこしかための食感でスッキリとした味でした。
写真奥のかっこいい建物はぶどうの販売などを行っている施設です。ぶどう園ができたばかりの頃はテントで販売していたそうですが、平成12年に農地整備課の事業で建設しました。
皆さん、今月は赤そば祭りとぶどう祭りで中川村が盛り上がります。ぶどうと赤そばを楽しみに中川村へ行きませんか?(詳細は中川村観光協会HPで)
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