2月6日(金)、表面処理を専門とし、伊那市を拠点に活躍されているサン工業株式会社様にて
学生を対象とした企業見学が行なわれました。

　同社は、高度な技術や革新的・独創的な製品について長野県が表彰する「NAGANO
ものづくりエクセレンス２０１４」において「燃料電池用金属セパレーター」が認定されたほか、
「ものづくりNAGANO大賞」等の様々な賞を受賞されています。

　今回の見学プログラムの中には、サン工業様の得意とする「めっき加工」の体験実習も
組み込まれており、今回はその様子を取材させて頂きました。

　この工場見学＆めっき体験は、同社と、信州にゆかりのある若者の地元定着に関する取組を行う、
一般社団法人信州若者会議様との共同企画により実施されており、第1回目の今回は「オリジナル
ブックマーカーを作ろう」という内容で、信州大学、北見工業大学大学院に在籍する学生から、
男子2名、女子2名、計4名の参加がありました。

　体験実習では、電解めっきと無電解めっきの2種類を体験するとのことで、テーブル上にはめっき液
の漕、洗浄用の硫酸等の薬液や機器が用意されています。

　実習は2名ずつ、2班にわかれて行われ、それぞれの班には開発課の若手社員さんが付き、丁寧に
工程を説明しつつも、時折冗談を交え和やかな雰囲気の中進められていました