【緊急告知】
「神子柴遺跡発掘60周年記念シンポジウム」開催
日時:平成30年9月29日(土)13:30~17:30
9月30日(日)9:00~15:00
場所:伊那市創造館(県伊那合同庁舎隣り)
(問合せ先 0265-72-6220 創造館)
さて、もうひとつのおすすめは、お隣の諏訪エリア・・・
縄文王国の中心部、富士見町藤内遺跡から出土した
深鉢形土器「神像筒形土器」です(縄文中期)!
(写真は井戸尻考古館パンフレットより)
「極めて特異な立体装飾」と紹介されているように、
縄文土器とは何か違って見えてしまうのです。
なんと洗練された完成度の高い芸術作品・・・
まるでこの日本列島ではない所から来たかのように・・・
(オーパーツ??? 私は勝手に「エジプトの神官の後ろ姿」
をいつも連想してそう呼んでしまっています)
そして、この土器にはさらなる魅力が!
所蔵している井戸尻考古館では、小林公明前館長の時代より、考古学に
加えて神話や人類学等の様々な観点から縄文土器の文様(縄文図象)を
解読する試みが続けられています。10年以上前、初めて小林先生の
講演を聞いた時は、月を重視する太陰的世界観や蛙、ミズチ、
日本神話との共通性など驚きの解釈に目からウロコ、の連続でした。
この深鉢形土器の解釈は、月と太陽の運行を司る世界とそれを抱く
神の姿を表しているとのことで、「神像筒形土器」の命名の由来との
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