「長野県の仮面土偶の代表」と紹介されていました!
新しい命を宿した腹部と、両脚を大地に踏ん張った姿は、
たくましく優しい「縄文の母」の立ち出産を神格化した
ものとされています。
「決して大きくないが、とても存在感があり、少子化の時代の
守り神になるといい」(辰野美術館紹介文より)
縄文服を着て、仮面の目と口に穴を開けたシンプルな造形の表情ですが、
なんともかわいらしいですね!
「ほっこり」の名前、ぴったりです。
口の穴からは、縄文からの呼び声が今にも聞こえてきそうです。
左腕は、多くの縄文土偶と同じく、祈りの際にもぎとって他の場所に
埋められたものと推定されています。
長い年月を経てなお、胸を張って堂々とした立ち姿が印象的です。
ぜひ辰野美術館に会いに来てください!
なお、上伊那出土の大変有名な2点も特別展に出展されました。
・尖頭器(南箕輪村神子柴遺跡)
・顔面把手付釣手土器(伊那市御殿場遺跡)
所蔵する「伊那市創造館」(伊那合同庁舎の隣です)へ!
縄文王国信州の一部として、多数の縄文遺跡と出土品を擁する
上伊那地域に今後も注目です!!
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